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ブリーダーズゴールドジュニアカップ @門別

2020年07月28日

 *28日(火)門別 第12レース『ブリーダーズゴールドジュニアカップ』 1700m 20:35発走*

1200mの栄冠賞から一気に距離が延びるのがポイントでしょう。
今年は栄冠賞を勝ったサイダイゲンカイは出走しませんが、半馬身差2着のスティールグレート、コンマ3秒差4着だったノットリグレットが出走。
2頭ともに初の1700mになりますが、スピードに任せたレースをするタイプではないし、血統背景からも距離適性はあるのではないかと考えます。

スティールグレートはデビュー戦でサイダイゲンカイに5馬身差をつけられましたが、
2戦目だったJRA認定アタックチャレンジを8馬身差で圧勝すると、栄冠賞ではサイダイゲンカイに半馬身差の2着。
ハイペースからサイダイゲンカイが早めに動くキツイ展開の中、道中は追っ付け通しながら、最後はいい脚で伸びて来ました。
レースぶりからも距離延長は歓迎だと判断し、本命にします。

栄冠賞4着だったノットリグレットは、スタートは出たものの前半なかなか進んで行かずに最後方に置かれてしまいましたが、直線怒涛の追い込みで僅差の4着に。
1700mになればもう少し道中の追走が楽になるし、あの末脚は大きな武器。
ノットリグレットは2013年の栄冠賞を勝ったノットオーソリティの仔で、ノットオーソリティといえば南関東でも大活躍し、重賞6勝を挙げた名牝です。
今年は地方競馬で活躍した父母の子供たちが重賞で頑張っているので、この馬にも注目しています。

栄冠賞上位2頭を本命対抗にしましたが、栄冠賞とブリーダーズゴールドジュニアカップの結果はあまりかぶらないという印象があって、悩ましいところです。。
ブリーダーズゴールドジュニアカップは過去1600m~1800mで実施されていて、1700mになったのは2018年からですが、
過去10年の両方勝ち馬は2011年ウィードパワーと2017年のサザンヴィグラスの2頭だけ。
3着まで広げても、2010年マツリバヤシが3着3着、2014年オヤコダカが3着1着、2018年イッキトウセンが1着2着というくらい。
過去10年のうち半数のレースで上位馬がかぶっているじゃないか!と感じる方もいると思いますが、開催時期が近い2歳馬戦の割には、それほどかぶっていないというのがわたしの印象です。
まだデビューしたばかりの馬たちであり、そもそも両方に出て来る馬が少ない、ということもありますし、
他の地区の2歳馬戦だともう少し上位に相関が見られる気がするのですが、この辺りは門別の2歳馬の層の厚さの成せるわざではないでしょうか。
ただ今年は上記2頭が距離延長歓迎と判断しているので、栄冠賞に引き続き好走してくれるのではと期待します。

すでに1700mで結果を出している馬については、こと距離においては信頼性が高いです。
ブライトフラッグは前走1700m戦で圧勝。
3コーナーで先頭を捉えると、直線だけで8馬身突き放し、距離適性の高さを見せつけました。
レース運びが上手な馬ですし、タイム的にも十分通用するのではないかと思っています。

2連勝中のエイシンビッグボス、1700m経験があるサブルドールまで。


 ◎5、スティールグレート
 ○11、ノットリグレット
 ▲2、ブライトフラッグ
 △6、エイシンビッグボス
 △4、サブルドール

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