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11日メインは2歳第一弾の重賞・若鮎賞。デビュー戦の芝1000mを圧勝サンエイシャトルで中心不動

2019年08月10日

 12日(月)、盛岡ダート1200mを舞台に行われる「第24回クラスターカップ」(JpnIII)の枠順が確定した。

...(1)イッセイイチダイ
...(2)ブルドッグボス
...(3)ショコラブラン
...(4)シャドウパーティー
△(5)ノボバカラ
▲(6)ヒロシゲゴールド
...(7)メイショウオセアン
...(8)ポッドジョイ
◎(9)コパノキッキング
〇(10)ヤマニンアンプリメ
...(11)アシャカダイキ
△(12)ラブバレット
△(13)メイショウアイアン
...(14)ミスティカル     *印は松尾予想です。

 注目は早々と参戦を表明したコパノキッキング=藤田菜七子騎手。東京スプリントは出遅れを喫し、最後方から中団まで押し上げたが、極端な不良馬場。先行2頭キタサンミカヅキ、ヒロシゲゴールドの行った切りかと思ったが、ラスト100mから猛追。最後は驚異的な伸びで2着に突っ込んだ。

それがコパノキッキングの武器だが、クラスターカップは基本的に先行有利の傾向。ヒロシゲゴールドが逃げて2、3番手にヤマニンアンプリメが追走。ペースは落ち着きそうで、できればコパノキッキングは3コーナー入りで5番手をキープしたいところ。

本線は(9)コパノキッキング=(10)ヤマニンアンプリメだが、(6)ヒロシゲゴールドのタテ目も押さえたい。あとは当日、どんな馬場傾向になるか。テシオ・ツイッターでも傾向をお伝えしたいと思っている。

11日メインは2歳第一弾の重賞「第20回若鮎賞」(盛岡芝1600m)。1着馬から3着馬に交流・ジュニアグランプリの優先出走権が与えられる。

サンエイシャトルは船橋競馬場で行われた千葉サラブレッドセールで牝馬ながら1600万円(税別)で落札され、水沢へ入厩する前から話題を集めていた。

満を持して盛岡芝1000mのフューチャー競走・2歳新馬戦に出走。圧倒的1番人気に支持された。

スタートはそれほどでもなかったが、加速ついてからのスピードがすばらしかった。またコーナーでふらついたり、直線でものめっていたが、2着に大差(1秒8)をつけて圧勝。能力の違いを見せつけた。

回転の速い走法で距離延長は若干微妙なところだが、デビュー戦を見る限り時計はもっと詰めることができたはず。やはり最有力候補に位置する。

リックポコーも芝1000mも逃げ切った。こちらはスタートセンスが素晴らしく、そのまま押し切ったが、最後は脚色が怪しくなっていた。

そのあたりが気になって橘調教師に聞いたところ「直線はとぼけていたが、後ろから馬が接近したらまた伸びていた」とコメント。それならば1600m延長も問題ないと判断していいだろう。

フェリスウイングはサンエイシャトルと同じタイキシャトル産駒。大井1400m・2歳新馬戦は大きく離された4着だったが、ひと叩きされて2戦目を4馬身差で逃げ切った。

こちらも管理するのは橘調教師。「オーナーが芝適性を見込んで岩手へ来ました。激戦区・南関東2戦1勝ですからね。力が入るところです」。初芝にとまどわなければ地区レベルからアッサリまで考えられる。

ラブロックは水沢850mを大差勝ち。母は岩手13勝したハーツコンセンサス。初仔ながら馬格にも恵まれた。

気になるのは2戦目。デビュー戦はおっとりしていたが、盛岡輸送の影響かパドックで入れ込んでいた。イラついていた感じが出遅れにもつながったかもしれない。

その後は順調に乗り込んでいると菅原勲調教師。「初芝なんで何とも言えないが、前回より上向いているのは確実です」。血統的には芝はむしろ歓迎。一発を秘めている。

シーサンプーターは前走ラブロックとはタイム差なし4着。芝未経験だが、血統、脚質から1600m延長は歓迎。

エゾノゴーカイオーは北海道2着1回から転入。「砂を嫌がるので芝を走らせたいとうちのきゅう舎へ来ました。まだソエが固まっていませんが、確かに芝が合いそうです」と工藤調教師。軽視はできない。

◎(2)サンエイシャトル
〇(1)リックポコー
▲(7)フェリスウイング
△(3)ラブロック
△(6)シーサンプーター
△(8)エゾノゴーカイオー


<お奨めの1頭>
9R スターライトキス
転入後、4戦ともワンサイドで圧勝。距離延長もまったく関係なし。連勝をどこまで伸ばすか注目

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