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真島 正徳 騎手(佐賀)

2014年11月27日

デビュー28年目に突入した、佐賀の真島正徳騎手。今年は地方通算2000勝も達成し、すでに前年を越える勝ち星を挙げるなど(11月18日現在)、ベテランの力を存分に発揮しています。区切りの勝利を挙げた今、これまでのこと、そしてこれからのことを語っていただきました。

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今年は2000勝達成(8月31日)、すでに昨年の勝ち星を越えるなど、いいリズムですね。

そうですね。この1年は無難に来ている感じです。2000勝は、数字としてはもちろん嬉しいですけど、自分としては通過点というか、特に意識はしていなかったですね。これだけ乗ってたら、自然と通過する数字ですから。

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8月31日佐賀第9レース、カシノマラドーナで地方通算2000勝達成

デビューから丸27年が経過しましたが、振り返ってみていかがですか?

もうそんなになりますか。まぁ何て言うか、自分の考えを曲げずにこれていることが有難いですね。競馬場の人付き合いというのは、かなり特殊ですから。僕は「乗せて下さい」って営業するのが苦手なんですよ。今はそんなこと言ってられない時代ですけど、それでもポリシーを曲げずにこれたことは、兄(真島元徳調教師)のお蔭です。

所属調教師でもある真島先生の存在は大きいですか?

大きいですねぇ。兄がいなかったらもっと早く辞めていたと思います。兄というよりも、師匠という感じですね。10歳離れてますから、飲みに行ったり、細かいこと話したりすることはないですけど。まぁ照れもありますから、2人で何かするっていうことはないです。兄も感情をあまり表に出さない、昔かたぎの人間ですから。

騎手を目指すきっかけも、お兄さんだったんですか?

そうです。物心ついた時には、兄はもう競馬場に行ってて家にはいなかったですね。どちらかというと親戚のおじさんという感じです(笑)。僕は勉強が嫌いでしたから(笑)、高校へ進学しようとは思ってなかったし、早い時期から兄に憧れて騎手になりたいと思ってました。だから、馬が好きとかで入ったわけじゃないんです。馬に乗ったこともなかったですから、最初は全然乗れなくて本当に大変でした。

デビューした頃はどんな感じだったんですか?

兄は現役の騎手でしたから、別の厩舎の所属になったんです。でも全然乗れなくて、何度も辞めようと思いました。その度に兄が、怒りながらも「頑張れ!」って言ってくれて。なんとか続けていたんです。その後、兄の所属厩舎だった山下定文調教師に引き取ってもらって、その辺りから乗り鞍も増えていって。兄が調教師になったタイミングで、また移籍して今の形になりました。ただ、僕はデビューした頃に本当に上手く行かなくて、色々悩んだりもしましたから、兄の厩舎の所属になったからといって、絶対に甘えてはいけないと思いました。今でもそうですけど、勝負の世界ですから、努力して認めてもらって、それで乗せてもらいたいと思ってます。

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2000勝を達成した佐賀プリンス賞で、兄の真島元徳調教師と

真島騎手の勝負服は、紫と黄色ですけど、大井の真島大輔騎手(真島元徳調教師の息子)と近いデザインですよね。

兄が騎手をしていた時の勝負服が、大輔が着ている勝負服なんです。騎手を引退する時に、「お前、継ぐか?」って言ってもらったんですけど、少しアレンジして、袖の黄色をストライプにしました。

甥っ子である、真島大輔騎手の存在はいかがですか?

同じ場所で乗っているわけではないので、今でも甥っ子という感じが強いですね。南関東で頑張っているし、成績が上がったら素直に嬉しいです。夏に『里帰りジョッキーカップ』という九州出身の地方騎手招待競走があって、その時に僕が勝って大輔が2着だったんです。2人でワンツーが出来るなんて滅多にないですから、嬉しかったですね。

真島騎手というと、逃げ切り勝ちが多いイメージなのですが、ご自身ではいかがですか?

よくそう言われるんですけど、好きなのは差し切りです。やっぱり、乗っていて気持ちいいですから。逃げ切りのイメージが強いのは、佐賀はどうしても先行有利なコースなので、自然にそうなっているんだと思います。今乗せてもらっている馬も、基本的には逃げ・先行馬が多いですね。前に行けないと、なかなか勝ち切れないですから。

最近の注目馬は?

この時期はやはり2歳が気になりますね。この仔たちがどれくらい成長してくれるかで、来年が変わって来ますから。牝馬だと、ちょうど2000勝を挙げさせてくれたカシノマラドーナ。『九州ジュニアチャンピオン』は6着に負けてしまったんですけど、まだ体質が弱くてきちんと追い切りが出来ない中で、ここまでよく頑張ってくれてると思います。今は休養に出ているので、どれくらい成長して帰って来てくれるか楽しみですね。

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では、今後の目標をお願いします。

具体的な目標は特にないんですけど、これからも体が続く限り乗っていたいと思っています。僕はこれまで、骨折したことがないんですよ。落馬しないわけじゃないんですけど、丈夫なんですかね。周りからは"不死身"って言われてます(笑)。これからもケガをしないよう気を付けながら、地道に頑張って行きますので、応援よろしくお願いします!

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※インタビュー / 赤見千尋(写真:佐賀県競馬組合)

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