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平成29年10月13日
重賞 第37回 若駒賞(M2) みどころ
〜 平成29年10月15日(日) 盛岡競馬場 16時25分発走 〜
岩手県競馬組合
“未来優駿2017”第3弾「第37回若駒賞」の枠順が確定しました!
トライアル快勝。盛岡ダート1600mも前回1着で経験済みブレシアイルは5枠5番
3戦連続でブレシアイルの2着。今度こそ首位奪取に燃えるサンエイエンジェルは8枠9番
芝交流・ジュニアグランプリは惜しくも2着。初重賞制覇は目前プリヴィレッジは8枠10番
北海道へ殴り込みをかけて二冠を達成したベンテンコゾウの弟ニッポンダエモンは6枠6番!!
10月15日(日)、盛岡ダート1600mを舞台に行われる“未来優駿2017”シリーズ第3弾「第37回若駒賞」(M2)の枠順が確定しました。
このレースは岩手2歳一冠目でもあり、今後を占う意味でも重要な一戦です。
ブレシアイルは目下ダート戦で3連勝中。トライアル・ビギナーズカップを制し、前走は今回と同じ条件で実施された盛岡ダート1600m戦も快勝。自慢のスピードが冴え渡っています。
今回はマークがさらにきつくなるでしょうが、昨年優勝したサンエイリシャールの若駒賞タイムが1分40秒8。ブレシアイルは馬場が軽かったにせよ、1分39秒8をマークしていれば例年レベル以上。4連勝を飾り、2歳トップを盤石にしたいところです。
サンエイエンジェルは芝1000mのデビュー戦2着後、2戦目出走取消。若鮎賞で戦列復帰を果たしましたが、3ヵ月半ぶりの実戦がこたえて7着。
しかし、ひと叩きされて気配一変。本来のシャープさを取り戻して3戦連続2着。特にここ2戦は直線で差を詰めてブレシアイルの0秒1差2着。あとひと伸びで交わす勢いがありました。
今度は出走頭数が増えて10頭立て。ペースがさらに厳しくなるでしょうから、サンエイエンジェルの差し脚が生きる局面。初勝利が重賞制覇の可能性も十分考えられます。
プリヴィレッジも未勝利ながら若鮎賞3着、前走・ジュニアグランプリは北海道モリノラスボスのクビ差2着。直線の叩き合いに持ち込み、惜しくもタイトルを逃がしました。
今回は舞台が芝からダートに替わりますが、どちらもこなせるタイプ。自身の初タイトル、昨年開業した伊藤和忍調教師にも初重賞をプレゼントするか注目です。
ミズサンゼウスはデビュー3戦目を勝ち上がり、ビギナーズカップへ挑戦しましたが、キャリア不足もこたえてしんがり6着。壁に突き当たるかと思いましたが、盛岡に替わって首位を奪回。
これで盛岡3戦2勝2着1回。コース広い盛岡が合うのは確実。重賞挑戦2度目で反撃に燃えています。
ニッポンダエモンは門別デビュー戦のスーパーフレッシュチャレンジは5着に終わりましたが、2戦目を順当勝ち。
今回が岩手初戦ですが、兄は2歳最優秀馬に輝き、北海道遠征で北斗盃、北海優駿の2冠を達成したベンテンコゾウ。父も同じサウスヴィグラスなら地力はお墨付き。移籍戦でいきなり重賞制覇の期待がかかります。
他にも快速で鳴らす盛岡巧者ドリームシイ、相手を問わず堅実さが身上グレースミウ、ダートで巻き返し狙うリョウノユメなども上位を狙って虎視眈々。
“未来優駿2017”「第37回若駒賞」の発走は15日、16時25分。明日の岩手を担う2歳ホープたちの熱い戦いにご注目下さい。
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