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■2018年09月07日
【競馬】「岩手県競馬組合からのお知らせ」〔重賞〕青藍賞(M2)みどころ

平成30年9月7日

重賞 第26回青藍賞 (M2) みどころ
〜 平成30年9月9日(日) 水沢競馬場 17時25分発走 〜

岩手県競馬組合

 南部杯トライアル「第26回青藍賞」の枠順が確定しました!

 春の重賞・赤松杯、シアンモア記念を優勝。南部杯へ向けて好発進ベンテンコゾウは1枠1番
 昨年の桐花賞でベンテンコゾウを完封。みちのく大賞典連覇の貫録エンパイアペガサスは4枠4番
 3戦連続で2着確保。復調気配を前面に青藍賞2連覇を狙うチェリーピッカーは2枠2番
 岩鷲賞完勝で待望の初重賞を獲得。マイルへ延長は充実度で克服メイショウオセアンは5枠5番!!

 9月9日(日)、水沢1600mで行われる南部杯トライアル「第26回青藍賞」(M2)の枠順が確定しました。このレースの1着馬には南部杯への優先出走権が与えられます。
 ベンテンコゾウ、エンパイアペガサスのエントリーによって出走回避馬が続出。5頭立ての少頭数になりましたが、逆に不確定要素が減り、雌雄を決する格好の舞台となります。
 ベンテンコゾウは昨年、北海道二冠・北斗盃、北海優駿を優勝。帰郷後、ダービーグランプリ5着、桐花賞ではエンパイアペガサスに完敗を喫しましたが、2着確保。岩手競馬アワード3歳最優秀馬へ選出されました。冬期間は南関東へ移籍。層の厚いA2戦2連勝を飾り、岩手へ凱旋。赤松杯、シアンモア記念と連勝を果たし、春の王者に君臨しました。その後はテンコートレセンに移動してリフレッシュ。坂路でも鍛え直して青藍賞から再始動します。4ヵ月ぶりの実戦に加え、1歳年上のエンパイアペガサスは強力ですが、4歳馬の成長力でカバー。青藍賞で自身の連勝を5に伸ばし、来たる南部杯へ向けて好発進を決めたいところでしょう。
 エンパイアペガサスは一昨年、デビュー3戦目から8連勝を飾り岩手ダービー・ダイヤモンドカップ、不来方賞の二冠を獲得。全国交流・ダービーグランプリでも2着善戦しました。南関東移籍後、報知グランプリカップを優勝。里帰り後も岩手競馬伝統のレースみちのく大賞典を制しました。今冬も南関東へ移籍してオグリキャップ記念圧勝の勲章を引っ下げて帰郷。みちのく大賞典2連覇の偉業を達成しました。マイル戦は昨年11月の絆カップ以来と久し振りですが、実力馬には関係なし。昨年の桐花賞ではベンテンコゾウを完封しており、返り討ちに自信満々で登場します。
 チェリーピッカーは一昨年、中央未勝利から転入後、圧巻の12連勝をマーク。さらに青藍賞を重賞初挑戦で制覇する快挙をなしとげました。その後は白星から遠ざかっていますが、あすなろ賞、みちのく大賞典、すずらん賞で3戦連続で2着を確保し、復調ムードは明らか。ベストの水沢1600mで青藍賞2連覇を狙います。
 メイショウオセアンは中央ダート5勝・オープンから鳴り物入りで転入。昨年未勝利に終わりましたが、今季2戦目から短距離に路線変更。その決断がズバリはまり、盛岡ダート1200m・岩鷲賞で待望の重賞タイトルを手に入れました。マイル克服が課題ですが、昨年の青藍賞2着と対応は問題なし。今の充実度で上位に食い込むか。
 エイシンエルヴィンは芝ダート兼用のタイプ。前走・桂樹杯はハナ差2着に惜敗しましたが、距離適性を証明。有力馬がもたつけば侮れません。
 南部杯への道「第26回青藍賞」の発走は9日、17時25分。岩手No.1を決めるマイル決戦にご注目下さい。

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