レース展望・予想
■2017年09月26日
本格化バリスコア4連勝へ「日高報知新聞創刊65周年特別」(門別競馬)

9月26日(火)の門別競馬メイン第11レースは、「日高報知新聞創刊65周年特別」(A2-2〜B3-1、門別競馬場1200メートル)。

いよいよ素質開花の時を迎えた◎8 バリスコア(牡3、田中淳司厩舎)。2歳だった昨年11月に、遠征の兵庫ジュニアグランプリJpnII(園田1400メートル、優勝=北海道・ローズジュレップ)で小差3着に食い込むなど高い素質を垣間見せてはいたが、その次戦全日本2歳優駿JpnI(川崎1600メートル、6着)以降は冬場移籍の南関東、そして春に戻って以降の門別でクラシックロードを転戦。結果を残してきた距離より長めの1500メートル〜2000メートルで3歳トップ級との闘いに挑んだが、本来の切れ味鋭い末脚は見せられないままだった。北海優駿(ダービー)6着を以て陣営はクラシックロード挑戦に見切りをつけ、最終冠・王冠賞(H2・1800メートル)には向かわず、実績ある距離「1200メートル」を重視して古馬条件B2下特別にチャレンジ。一つ上の実力牝馬マックスガーデンには2馬身差で押し切られたものの2着は確保し、やはり「門別1200メートル」への適性が高いことを証明してみせた。そして次戦から1200メートルで怒涛の3連勝をマーク。昇級もしくは相手強化の中で勝つ毎に着差を広げるパフォーマンスは、まさしく「本格化」と表現して良いのだろう。レース直前の仕上げ段階で入れているように映る坂路で、今回も23日、2ハロン目11秒8を出しており、引き続き好調を保っているもよう。信頼できる軸馬との評価は揺るがない。4連勝なるかに注目だ。

3走前にはバリスコアを寄せ付けなかった○12 マックスガーデン(牝4、林和弘厩舎)だが、以降の2戦は逆転を許し、前走は逆に4馬身の差をつけられてしまった。2歳時、3歳時も秋以降いまひとつの走りが多かったことを思い起こせば、もしかすると「夏馬」の可能性もあるのかもしれないのだが、2歳時タイニーダンサー・モダンウーマンと「3強」を形成した潜在能力は、やはり軽く扱うことはできない。今回は石川倭騎手・53キロの起用で斤量は2キロ増えるが、前走506キロの雄大な馬格を誇る大型牝馬だ。斤量増は苦にしまい。

中山ダート1200メートルでのJRA3歳500万下を勝ち上がって門別に再転入してきた▲6 ブレークオンスルー(牡3、角川秀樹厩舎)ももちろん侮れないが、門別では昨秋、2度にわたってバリスコアには先着を許している。同馬が著しい本格化を辿っているだけに、下馬評段階では「逆転までは難しい」との判断が妥当なはず。

スピード魅力の△5 ジュエルメッセージ(牝4、松本隆宏厩舎)、嵌まった際の差し脚強烈△1 サクセスストーリー(牡5、角川秀樹厩舎)、△9 デロニクスレギア(牡5、桧森邦夫厩舎)を3連勝式のヒモ穴で押さえる。

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馬単 8→12・6(2点)
3連単(フォーメーション) 8→12・6→12・6・5・1・9(8点)

(文/ひだか)

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