7月23日(月)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「ビッグウエイトカップ」(3歳以上選抜)が行われます。
今季前回出走時の馬体重が重いB1級以上の馬による選抜戦です。世界で一つだけのばんえい競馬でも、もっともばんえいらしい特別戦。ファンからも人気があり、名物レースになっています。前回の体重では4歳メジロゴーリキが1182キロで、一番のビッグウエイト馬となっています。オープンの牡馬センゴクエース・690キロから、B1級の牝馬アアモンドセブンの640キロまで、最大50キロのハンデ差がありますが、格付上位馬が有利と言えます。今開催から馬そりのずり金の張替えもあり、かなり時計がかかっています。
◎7 センゴクエース(牡6、槻舘重人厩舎)690キロを本命に推します。一昨年、昨年とビッグウエイトカップを勝利し、今回は3連覇の期待がかかります。今季は1勝ですが、ばんえい十勝オッズパーク杯2着、旭川記念3着、北斗賞4着と重賞でもあとひと押しで勝利が望める実力馬です。最大50キロ差のトップハンデですが、前走北斗賞時よりも100キロ軽く、鈴木恵介騎手への手替わりもプラスとなりそうです。
○5 キサラキク(牝7、金田勇厩舎)670キロが対抗です。馬場状態と重量に左右されるところがありますが、障害がひと腰で切れた時の末脚には破壊力があります。
▲8 ニシキエーカン(牡9、岩本利春厩舎)680キロが3番手です。今季は未勝利ですが、元々はオープンで勝ち負けしていた実力馬。障害次第ですが大外枠は有利と言えます。
<おすすめの買い目>
馬単 7→5・8・3・6(4点)
3連単(フォーメーション) 7→5→8・3・6(3点)
(文/小寺雄司)