レース展望・予想
■2018年11月22日
4連覇の偉業がかかるラブバレット「笠松グランプリ」(笠松競馬)

11月22日(木)の笠松競馬メイン第9レースは「第14回笠松グランプリ(SP1)」(笠松競馬場1400メートル)。

1着賞金1000万円と笠松で最高賞金額を誇る地方全国交流重賞に、強力遠征勢5頭を含む実力派がフルゲートで激突。名うてのスプリンターぞろいでハイレベルなV争いが予想される。

もちろん注目は4連覇の偉業達成を狙って今年も参戦する◎3 ラブバレット(牡7、岩手・菅原勲厩舎)。前走のJBCスプリントJpnIでは失速し10着に終わったが、超一流どころを相手に勝ち馬からコンマ9秒差なら悲観するレースではない。長距離輸送を伴ったハードスケジュールになるが、動いた最終追い切りからデキ落ちもなさそうだ。2年前の当レースでは1分23秒6のコースレコードで押し切ってみせたように、当地と抜群の相性を誇る。中央や地方の強敵相手にもまれてきた強みを今年も得意舞台で披露するか。

最大ライバルはもちろん○6 エイシンバランサー(牡6、兵庫・新子雅司厩舎)。前走の東京盃JpnIIは内容ひと息で見せ場なく大敗したが、8月の佐賀・サマーチャンピオンJpnIIIでは中央の強豪たちを一蹴して勝利。ダートグレード制覇に成功した実績がキラリと輝く。当地初参戦だった7月の重賞・サマーカップでは2番手から余裕の抜け出しを見せ、笠松経験があるのも強みになる。ローテーション的にはラブバレットよりもむしろ優位。互角の高い評価が必要だ。

兵庫からもう1頭参戦する▲2 エイシンヴァラー(牡7、新子雅司厩舎)も軽視できない。近況成績イマイチでも昨年の当レース2着馬でもあり、ダートグレードでコンスタントに勝ち負けしてきた実力派。中間気配は依然として悪くなく、変身があっても驚けない。

△9 サクラレグナム(牡9、高知・田中守厩舎)は前走の東京盃JpnIIでは8着ながらも勝ち馬キタサンミカヅキとはコンマ8秒差。大きく負けておらず、勝ち負けレベルの1頭だ。

地元東海地区勢では名うての7ハロン巧者△1 サンデンバロン(牡6、塚田隆男厩舎)に期待がかかる。勝つまではどうかも、2、3着候補には押さえたい。

<おすすめの買い目>  この買い目で投票
 
馬単 3→1・2・6・9(4点)
3連単(1軸流し) 3→1・2・6・9(12点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。