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混戦を制すかｼﾝｴｲﾊﾟﾜｰ｢山羊座特別｣（ばんえい帯広競馬）

1月12日（土）のばんえい帯広競馬ﾒｲﾝ第10ﾚｰｽには｢山羊座特別｣（A2級-1組）が行われます｡

新年の変則開催も終わり､今回から通常開催となります｡12月後半から降雪はほとんどなく､馬場は砂も乾いた状態です｡ﾊﾟｻﾊﾟｻの砂は馬そりの滑りが良く時計は速くなっています｡

1月4日の新雪特別からは2着ｾﾝｼｮｳﾆｼｷ､3着ｾﾝﾘｮｳﾎﾞｽ（牡5､坂本東一厩舎）､4着ｼﾝｴｲﾊﾟﾜｰなど4頭､2日のｵｯｽﾞﾊﾟｰｸ杯（B1級-1組）1着ｷﾀﾉﾕｳｼﾞﾛｳ､3着ｺｳｼｭﾊﾚｶﾞｼｰ（牡4､平田義弘厩舎）､ﾚﾃﾞｨｰｽｶｯﾌﾟ8着ﾒﾁﾞｶﾗ､ﾆｭｰｲﾔｰｶｯﾌﾟから7着ﾌｪｱﾘｰｽｽﾞ､8着ﾀｲｷﾝ｡ﾁﾖﾉﾀｶﾗが出走取消で9頭立て｡4歳から9歳まで年齢差も大きく難解な一戦です｡

◎2 ｼﾝｴｲﾊﾟﾜｰ（牡9､久田守厩舎）735ｷﾛを本命に推します｡昨年11､12月にB1級戦を2連勝し､昇級初戦となったA1級-1組混合のﾀｰｺｲｽﾞ特別では6着､2走前のA2級-1組平場戦ではﾀｲｷﾝの2着｡前走の新雪特別ではｽﾀｰﾄこそ中団でしたが､第2障害を2番手で降りﾌﾞﾁｵの4着も､9秒2差と着順ほど負けていません｡今回は前走の1着馬ﾌﾞﾁｵは不在｡馬場状態はさほど変わらず､重量は同じなら､あとひと押しで勝ち負けの期待がかかります｡

○9 ｾﾝｼｮｳﾆｼｷ（牡5､岩本利春厩舎）725ｷﾛが対抗です｡新雪特別では一時､先頭でｺﾞｰﾙ板が見えたほどの逃げ脚でしたが､ﾌﾞﾁｵに差し切られ2秒7差の2着と惜敗｡A2級に昇級初戦ながら好成績を残しており､前進がありそうです｡

▲5 ｷﾀﾉﾕｳｼﾞﾛｳ（牡4､村上慎一厩舎）730ｷﾛが3番手です｡ばんえいﾀﾞｰﾋﾞｰ2着馬で､前走のｵｯｽﾞﾊﾟｰｸ杯を勝っての昇級初戦ですが､通用の可能性は十分です｡

＜おすすめの買い目＞　

馬単　2→9･5･3･8（4点）
3連単（ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ）　2→9→5･3･8（3点）

（文／小寺雄司）

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