レース展望・予想
■2019年03月24日
オレノココロ3連覇なるか「ばんえい記念」(ばんえい帯広競馬)

3月24日(日)のばんえい帯広競馬メイン第9レースには、「第51回ばんえい記念」(4歳以上オープン定量)が行われます。

全馬負担重量1000キロの極量でばんえい最強馬を決定する伝統の一戦は、オレノココロの3連覇がかかります。また16年の優勝馬フジダイビクトリーがこのレースを最後に引退。センゴクエース、カンシャノココロ、シンザンボーイ(牡8、坂本東一厩舎)、ドルフィンの4頭が初挑戦と注目馬が揃っています。

◎2 オレノココロ(牡9、槻舘重人厩舎)を本命に推します。今季は旭川記念、ばんえいグランプリ、ドリームエイジカップ、帯広記念と重賞4勝を挙げている実力馬です。昨年のばんえい記念でゴール前まで苦しめられたライバルのコウシュハウンカイが、近走は高重量では障害で苦戦している状態。自分の展開さえ作ることができれば3連覇が十分期待できます。

○5 センゴクエース(牡7、槻舘重人厩舎)が対抗です。ばんえい記念初挑戦ですが、1000キロは経験があってもなくても極重。逆にその重さを知らない初戦は、重病みもなく好走に繋がることが多くあるのも、ばんえい競馬の奥深さです。オレノココロの3連覇を阻む力を持っているのは同厩舎のこの馬です。

▲4 フジダイビクトリー(牡11、中島敏博厩舎)が3番手です。3年前1着、昨年は2着と、高重量戦になると上位争いに食い込んできます。引退の花道を飾ることができるか。

△1 コウシュハウンカイ(牡9、松井浩文厩舎)が4番手です。昨年はひと腰で天板まで上げ、残り20メートルではばんえい記念初制覇も見えたほどの脚を見せスタンドを沸かせましたが、ゴール直前で失速し3着惜敗しています。今季はばんえい十勝オッズパーク杯、北斗賞、北見記念の重賞3勝と、オレノココロに次ぐ成績を残していますが、終盤戦は障害で苦戦しています。

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馬単 2→5・4・1・8(4点)
3連単(フォーメーション) 2→5→4・1・8(3点)

(文/小寺雄司)

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