レース展望・予想
■2019年06月20日
3連勝の勢いエイシンエンジョイが軸「園田FCスプリント」(園田競馬)

20日(木)の園田競馬メイン第11レースに、スーパースプリントシリーズ2019トライアル第3戦「第9回園田FCスプリント」(3歳以上定量、園田競馬場820メートル)が行われます。

大井から転入後を3連勝◎8 エイシンエンジョイ(牡4、橋本忠明厩舎)を軸に置きます。B1の1400メートル戦を逃げ切りと2番手抜け出しで2着馬にそれぞれ4、5馬身差をつけ軽く連勝しました。一気にA1の1230メートルに挑んだ前走は1番人気ハタノキセキと斤量4キロ差の味方もあって2馬身半差をつける逃げ切り完勝でした。デビューした門別では逃げ切りで1000メートル2勝、1200メートル1勝の計3勝。移籍した大井では3歳選抜、古馬混合初戦(B3)と連勝しています。B3は逃げ切りでしたが、3歳選抜ではハナを争う3頭に続く4番手で折り合ってゴール前に抜け出し、外から強襲してきたトレースイスラをクビ差抑えています。逃げ馬が揃った今回は、その再現で初タイトル奪取です。

ハナを切るのはJRAでも逃げていた○12 エイシンセレブ(牝4、渡瀬寛彰厩舎)です。転入後にB1を連勝していますが、相手強化の今回は逃げがベストだと思います。

先週の六甲盃で3着まで独占した新子雅司厩舎は、A1を連勝している▲7 タガノカピート(牝5、新子雅司厩舎)で挑みます。今年は初戦のA1・A2戦で4着、続く園田ウインターカップは11着の大敗でしたが、近2走のA1を連勝して復活気配です。転入後は前述した4、3走前以外は14戦11勝、2着3回と連対しています。エイシンセレブを抑えて主導権を奪うと逆転シーンも一考です。

ほか、転入初戦を逃げ切った☆5 ソルプレーサ(牡7、高知・雑賀正光厩舎)はJRA3勝馬です。脚質に幅のある△10 エイシンヴィーヴォ(牝6、平松徳彦厩舎)、△2 タラニス(牡4、住吉朝男厩舎)も連対候補です。

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馬単(ボックス) 8・12・7・5・10・2(30点)
3連単(ボックス) 8・12・7・5(24点)

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)

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