レース展望・予想
■2019年06月19日
脚質に幅出たリンゾウチャネル二冠へ「北海優駿(ダービー)」(門別競馬)

19日(水)の門別競馬メイン第12レースに「第47回北海優駿(ダービー)」(3歳、門別競馬場2000メートル)が行われます。

一冠目の北斗盃を3馬身差で完勝し、この北海優駿(ダービー)で二冠を目指す◎8 リンゾウチャネル(牡、堂山芳則厩舎)。2走前のA3-2組下特別・キズナ・プレミアム(1800メートル)までの全9戦、ほぼ逃げでレースを組み立ててきていただけに、前走の北斗盃は同型が揃うなか内回り1600メートルでどう立ち回るのかが注目されたのだが、すんなり内の3、4番手で折り合って余裕十分の4コーナー先頭。外回りより100メートル以上短い直線で、あっという間に2着以下を3馬身、引き離してのまさに完勝だった。大一番のダービーを前に、戦法に幅が出たのは鞍上がもっとも安心感を抱いたのではないか。捨て身の大逃げなど、他馬に奇襲を打たれても、前走時以上に余裕を持って対応できることだろう。出走全馬が前走北斗盃組で、完全に勝負づけが済んだメンバー構成だ。ここも直線で力強く末脚を伸ばしての二冠達成が濃厚とみる。

北斗盃2着の×7 ジョウラン(牡、田中淳司厩舎)は、今回も北斗盃同様に逃げ、勝負どころからリンゾウチャネルに早めにこられてしまうと外回りへのコース替わりと2000メートルへの一気の延長が大きく堪えてしまいそう。そこで相手筆頭に指名は○4 リンノレジェンド(牡、林和弘厩舎)。冬場の南関東遠征から戻って初戦の今季開幕週・牡羊座特別は外回り1700メートル、そこでリンゾウチャネルの0秒3(1馬身半)差2着に踏ん張ってみせた。前走510キロの大型馬で、トビも大きいタイプだけに、外回りへのコース替わり+400メートルの距離延長はプラスに作用すること請け合い。二冠目前リンゾウチャネルにどこまで迫れるか。

デビューから3戦目の前走北斗盃で3着に食い込んだ▲2 シベリアンプラウド(牡、田中淳司厩舎)が、まだ底知れない部分が大きいだけに、外回りへの変更で逆転までの期待も少しはかけてみたくなる。

前走北斗盃の最内1番から、今回一転して大外10番に入った大型馬△10 ダイキンボシ(牡、角川秀樹厩舎)の巻き返しも注意しておきたい。

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馬単 8→4・2・10(3点)
3連単(フォーメーション) 8→4・2・10→4・2・10・7(9点)

(文/HDK)

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