レース展望・予想
■2019年07月11日
勢いに乗るヒダルマが11連勝狙う「京都畜産特別」(園田競馬)

11日(木)の園田競馬メイン第11レースに「京都畜産特別」(A1・A2混合、園田競馬場1400メートル)が行われます。

◎5 ヒダルマ(牡4、柏原誠路厩舎)が10連勝を決めた勢いに乗っています。57キロで挑んだ前走は最内枠から抜群のスタートを決めてハナに立つと、道中は2番手につけたエイシンテースティに徹底マークされますが、余裕の手応えでリードを保ち、4コーナーで川原正一騎手にムチを入れられてからは後続を一気に突き放し、2着以下を6馬身以上離して圧勝しました。好調の要因のひとつは馬体が絞れた点。冬場は馬体重が490キロ台で、馬体を絞るのに苦労していましたが、春以降の3走は480キロ台で安定しており、高いパフォーマンスを見せられるようになりました。今回も順調に乗り込まれているということで、大きな馬体重の増減はないとみています。初のA1馬相手にどこまでのパフォーマンスを見せてくれるか注目です。

強敵は○6 ゴールドスーク(牡8、松平幸秀厩舎)です。約5カ月半の休養明け以降は3戦とも重賞勝ち馬に先着を許していますが、ハードな追い切りをこなして、1戦ごとに調子を上げてきています。今回は状態維持を優先してソフトな仕上げになりますが、今回は重賞勝ち馬不在で、勝利で決めたいところです。

▲8 タラニス(牡4、住吉朝男厩舎)は前走820メートルの重賞でしたが、スタートでトモを滑らせて出遅れ、参考外といえるレースでした。接戦に強く、好位で折り合って直線の競り合いになれば浮上の目がありそうです。

☆2 セイヴェルビット(牝4、盛本信春厩舎)は、転入初戦の前回は放馬してしまい、競走除外となってしまいましたが、7月2日に西脇から園田まで来て能力検査を行い、ゲート入りも問題なく行えました。川崎で5勝を挙げた実績は伊達ではなく、当日落ち着けば、ここも十分勝負になりそうです。

ほか、転入初戦の△7 ショージョーダ(セン4、岡田利一厩舎)は3月のJRA条件交流(4着)で園田コースを経験しており、押さえが必要です。

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馬単 5→6・8・2・7(4点)
3連単(1軸流し) 5→6・8・2・7(12点)

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)

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