レース展望・予想
■2019年07月04日
重賞2勝目を狙うリリコ「クイーンカップ」(笠松競馬)

7月4日(木)の笠松競馬メイン第11レースは「第43回クイーンカップ(SP3)」(3歳牝馬、笠松競馬場1600メートル)。

北陸・東海・近畿の3地区交流重賞にフルゲート10頭が激突。相変わらず3地区交流重賞で席巻し続ける兵庫勢が今回もVバトルをリードしそうだ。なかでも中心は堅実駆けに定評ある◎3 リリコ(兵庫・田中範雄厩舎)。重賞勝利は2歳9月の園田プリンセスカップのみだが、昨年12月の園田ジュニアカップから前走の高知優駿まで重賞戦線でも出走機会7走連続で馬券貢献中の超安定勢力だ。勝ち味は遅いものの自在性があって、直線では確実に末脚を伸ばしてくる堅実派でもある。笠松コースは初めてだが、三度の名古屋遠征があるように輸送競馬が問題ないのもアドバンテージ。若草賞、東海クイーンカップに続いて名手・岡部誠騎手とのコンビもプラス材料。重賞2勝目に虎視眈々(たんたん)だ。

○6 チャービル(兵庫・野田忍厩舎)も互角のV候補。前走の兵庫ダービーでは7着に留まったものの、牝馬限定重賞・のじぎく賞では鋭い決め脚でリリコを下して重賞ウイナーに仲間入りしている。コースや輸送競馬と初物づくしでパドックでの気配チェックは欠かせないが、勝ち負け必至だ。

東海地区勢では▲2 ライトリー(花本正三厩舎)に期待がかかる。重賞初参戦だった新緑賞こそ8着と惨敗したが、その後の3歳1組特別を4連勝中。メキメキ力を蓄え、頭角を現してきている新興勢力。好位で流れに乗れれば好勝負が可能。

また名古屋の特別戦を連勝中の△1 ユウストレート(角田輝也厩舎)に、久々をひと叩きされ、上積みの大きい△5 ビーコンプリート(井上孝彦厩舎)も連争いは十分。

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馬単(マルチ) 3⇔1・2・5・6(8点)
3連単(フォーメーション) 3→1・2・5・6→1・2・5・6 1・2・5・6→3→1・2・5・6(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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