レース展望・予想
■2019年07月15日
ケンシスピリットB級特別初勝利なるか「カンナ特別」(佐賀競馬)

15日(祝・月)の佐賀競馬メイン第12レースは「カンナ特別」(B級2組、佐賀競馬場1400メートル)。

◎4 ケンシスピリット(牡8、三小田幸人厩舎)は、4月にC1級特選を勝利してB級へ復帰。その後は特別戦を4戦して、前走のあじさい特別(6月16日、1400メートル)で勝ち馬からコンマ6秒差の5着など、ここ3走は掲示板内を確保しています。以前のB級格付時を含め、特別戦の勝利はまだありませんが、今回は近走で勝ち星のない馬が揃った一戦となり、特別戦初勝利の大きなチャンスとなりました。

○8 ロトスキャンダル(牡5、真島元徳厩舎)は、5月の戦線復帰から2戦は勝ち馬から3秒0差と大きく離されました。しかし、前走の開聞岳賞(6月29日、1400メートル)では後方馬群から向正面で位置取りを上げていき、4コーナーでは3番手に進出。勝ち馬から1秒0差の4着でしたが、復調の兆しを見せる内容でした。復帰後3戦は後方からの競馬ですが、休養前のように先行策が取れるようになれば、優勝争いへの進出も十分に可能でしょう。

▲7 テイエムフガエゾ(牡3、平山宏秀厩舎)は、2歳12月にJRA所属としてノカイドウ特別(1400メートル)に出走して2着の実績があります。今年6月に佐賀へ転入し、初戦のあじさい特別では7着でしたが、同5着のケンシスピリットとはコンマ6秒差で、今回のメンバー相手なら上位進出まで警戒したいところです。

そのほか、佐賀転入初戦だった前々走のあじさい特別で先行策を取り6着だった△1 ダイメイリシャール(牡8、大垣敏夫厩舎)や、土井道隆厩舎へ転厩して2戦目の△2 タッチスプリント(牝5)らにも上位進出の期待がかかります。

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馬単(フォーメーション) 4・8→4・8・7(4点)
3連単(フォーメーション) 4・8→4・8・7→4・8・7・1・2(12点)

(文/上妻輝行)

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