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転入初戦ﾓﾘﾃﾞﾝﾙﾝﾊﾞが力見せる｢蝉時雨特別｣（笠松競馬）

7月5日（金）の笠松競馬ﾒｲﾝ第12ﾚｰｽは｢蝉時雨特別｣（A級2組､笠松競馬場1600ﾒｰﾄﾙ）｡

勝ち負けﾚﾍﾞﾙの馬が多くどこからでも狙える混戦模様だが､転入馬の◎2 ﾓﾘﾃﾞﾝﾙﾝﾊﾞ（牡6､花本正三厩舎）を狙いたい｡手探り面とﾘｽｸが伴う転入初戦だが､3歳時にはﾚﾍﾞﾙの高い南関東重賞のﾆｭｰｲﾔｰｶｯﾌﾟ（1月浦和）を仕留めたｾﾝｽ馬｡惨敗したが､東京ﾀﾞｰﾋﾞｰにも駒を進めてみせた好素材でもある｡差しﾀｲﾌﾟで､馬場の広い南関東地区と違って小回りｺｰｽの笠松でどうかもﾎﾟｲﾝﾄの1つ｡ただ､調教を見る限り仕上がりは上々で､いきなり力を出せそうだ｡決め脚勝負に持ち込めば､強敵相手に揉まれてきた地力と経験値をいきなり発揮だ｡

転入初戦の前走は後方不発で見せ場なく終わったが○1 ﾗﾐｱｶｰｻ（牝7､田口輝彦厩舎）の変身にも注意したい｡転入戦をひと叩きしたことで､追い切りなど中間気配はかなりｱｯﾌﾟしてきている｡園田のｵｰﾌﾟﾝで好勝負をしていた実力派でもあり､ｺｰｽ慣れなど上積みが見込める2戦目｡大きく変わっても不思議がない｡

前走の同条件2組で2着と出走ﾒﾝﾊﾞｰ中最先着を果たしている▲8 ｷﾀﾉｲｯﾄｳｾｲ（牡9､栗本陽一厩舎）は勝ち負けに欠かせない｡強さとﾓﾛさが同居するﾀｲﾌﾟだが､流れに乗って運んだ時の切れには定評がある｡

前走のように主導権や揉まれない展開に持ち込めば△3 ｳﾞｪﾘﾃ（ｾﾝ7､尾島徹厩舎）の粘り込みももちろん狙える｡

穴は移籍後､3戦ｵｰﾙ連対中と底を見せていない△6 ｼｬﾄﾞｳﾁｪｲｻｰ（ｾﾝ7､川嶋弘吉厩舎）の一発｡

＜おすすめの買い目＞　

馬単（ﾏﾙﾁ）　2⇔1･3･6･8（8点）
3連単（ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ）　2→1･3･6･8→1･3･6･8　1･3･6･8→2→1･3･6･8（24点）

（文／中部地方競馬記者ｸﾗﾌﾞ）

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