7月14日(日)の金沢競馬では最終第12レースの「金沢主計町茶屋街特別」(B1級一組、金沢競馬場1500メートル)は、好調馬と降級馬が入り交じる激戦となっており、3連単の組み合わせ次第では好配当が期待できる一戦です。
中心は◎5 モナーキズム(牡4、高橋俊之厩舎)になりそう。中央未勝利で転入してきて10戦6勝、2着4回とまだ金沢で連対を外していません。特に前走は4コーナーを先頭で回って直線抜け出すと、2着を8馬身も引き離す圧勝劇でした。引き続き追い切りの感触は良く、今回も好勝負できるなら次回A級入りも見えてきそうです。
○7 バルタンセージ(セン7、中川雅之厩舎)は前走短期放牧明けにもかかわらず、逃げた馬を3コーナー過ぎで交わして、そのまま直線突き放す強い勝ちっぷりでした。ルーキーの兼子千央騎手との相性も良さそうで、今回も逃げた馬を早めに交わして4コーナーを先に回ることができれば、モナーキズムの追い上げをしのぐことは可能です。
この2頭が競り合う展開になれば▲3 ファンタサイズ(牡6、吉井敏雄厩舎)の出番がありそうです。コースの内を積極的に進んだ前走は直線入口で失速してしまい5着に敗れましたが、今回の顔ぶれなら末脚を生かす本来のレースに徹することができそうです。どちらか一方が崩れる展開になれば、直線追い上げてきそうです。
△8 デルマアブサン(牡4、金田一昌厩舎)は中央1勝馬で、500万下(1勝クラス)では大敗続きでしたが、金沢なら立ち直るきっかけがつかめそうです。1500メートル戦は初めてとなりますが、中央では先行していたこともあって、前に行くことができるなら変わり身があるかもしれません。
△6 レヴェナント(牡4、黒木豊厩舎)も走るごとに時計を詰めており、時計の出やすい雨馬場になるなら、巻き返してくるシーンがありそうです。
<おすすめの買い目>
馬単(フォーメーション) 5・7・3→5・7・3・8・6(12点)
3連単(フォーメーション) 5・7・3→5・7・3・8・6→5・7・3・8・6(36点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)