レース展望・予想
■2019年07月16日
追い比べに持ち込めればフェイマスラブ「クイーン特別」(金沢競馬)

7月16日(火)の金沢競馬メインは、第11レースに行われる牝馬限定の「クイーン特別」(金沢競馬場1500メートル)です。8月20日のグランダム・ジャパン古馬シーズン第6戦の読売レディス杯(地方全国交流、1500メートル)へのトライアルとなっており、遠征勢を迎え撃つ地元代表馬を決める一戦になります。

◎4 フェイマスラブ(牝5、佐藤茂厩舎)は5月以降、追い上げが届かないレースが続いていましたが、前走は離して逃げた馬の2番手を追走し、併走していた格上位のナガラオリオンと一緒に上がっていって、早めに交わされながらも2着に踏ん張りました。ナガラオリオンには及びませんでしたが、好位からのレースでも崩れなかったのは収穫でした。中8日で連戦になりますが、牝馬限定戦なら決め手は上位で、直線の追い比べ勝負になるならゴール前抜け出してきそうです。

○5 フジノナデシコ(牝6、加藤和宏厩舎)は前走の日本海スプリントでは出遅れてしまい7着と900メートル戦では見どころはありませんでしたが、2走前の徽軫賞で2着に突っ込んできたように、距離が延びるなら見直しは必要です。こちらも中6日での連闘になりますが、中間の動きを見る限りでは疲れはなさそうで、まだ連対を外していない1500メートル戦ならシャープな末脚を発揮してきそうです。

▲7 トーセンエポナ(牝4、高橋俊之厩舎)は前走も直線外から伸びて2着はしっかり確保しました。末脚の使いどころが難しく勝ちみに遅いタイプですが、確実に詰め寄ってくる末脚は信頼が置けます。フェイマスラブとフジノナデシコのどちらかが仕掛け遅れるなら、直線競り合いながら次位争いに加わってくるシーンは十分に考えられます。

△12 エトワールドロゼ(牝8、金田一昌厩舎)も先手を奪ってマイペースの逃げに持ち込めばしぶとさを発揮します。今季は連絡みがありませんが、今回の顔ぶれならダッシュ力は抜けているだけに、前残りがあるかもしれません。

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馬単(フォーメーション) 4・5→4・5・7・12(6点)
3連単(フォーメーション) 4・5→4・5・7・12→4・5・7・12(12点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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