レース展望・予想
■2019年08月18日
スターへの登竜門!「サードニクス賞」(金沢競馬)

8月18日(日)に開催される金沢競馬の注目レースは、第9レースで行われる「サードニクス賞」(2歳、金沢競馬場1400メートル)です。今年初めて行われるJRA認定戦で、先月から始まった2歳新馬戦で好走した未来のスター候補たちが集結しました。

◎7 フジヤマブシ(牡、黒木豊厩舎)は今年の新馬戦勝ち第1号で、その勝ちっぷりは驚きでした。スタートで大きく出遅れてしまい後方2番手からの追走でしたが、3コーナー手前でエンジンがかかると、大外を回りながら一気に先団に並びかけて、その勢いのまま直線先頭へ突き抜けました。距離が900メートルから1400メートルに延びた前走も多少出遅れましたが、出ムチを入れて3番手から追走すると、逃げたエイダイインパクトに直線で競り勝って連勝を飾りました。まだ粗削りな面はありますが、デビューしたばかりの2歳馬とは思えない決め手の鋭さがあります。連勝が伸ばせるなら、今後重賞でも楽しみな逸材になります。

○2 ドンナフォルテ(牝、金田一昌厩舎)は前開催の新馬戦で、2着を大差引き離す圧逃劇でデビュー勝ちを飾りました。3コーナーから併走馬を抑えて単独の先頭へ抜け出すと、直線手綱を抑えたままで後続をどんどん置き去りにしました。1400メートルに距離は延びますが、まだ余裕があった勝ちっぷりから問題はなさそうで、直線早めに抜け出してしまえば、フジヤマブシの猛追を退けるシーンは十分に考えられます。

▲3 エクメディアリオン(牡、加藤和義厩舎)も新馬戦を逃げ切ってデビュー勝ちを飾っており、その勝ちタイムはドンナフォルテを上回っています。直線でやや脚色がいっぱいだったことから距離が延びてどうかですが、レース間隔を空けて鍛え直されており、今回も好発を決めて先手争いを制すなら際どい勝負に持ち込めるかもしれません。

△6 エイダイインパクト(牝、佐藤茂厩舎)も前走ゴール手前までフジヤマブシとたたき合った内容から、1400メートル戦なら上位争いが見込めそうです。

△1 マロンブランド(牝、金田一昌厩舎)も、エクメディアリオンが勝った新馬戦で直線外から伸びて2着に入っており、距離は延びた方が良さそうです。

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馬単 7→2・3・6・1 2・3→7(6点)
3連単(フォーメーション) 7→2・3・6・1→2・3・6・1 2・3→7→2・3・6・1(18点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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