レース展望・予想
■2019年09月08日
重賞初制覇めざすタンクティーエー「サラブレッド大賞典」(金沢競馬)

金沢3歳三冠目にあたる「第54回サラブレッド大賞典」(金沢競馬場2000メートル)が、9月8日(日)に開催される金沢競馬のメイン第11レースで争われます。3歳秋のチャンピオンシップの第9弾で、暑い夏場を戦い抜いてきた3歳勢が金沢で最後の同世代タイトルをかけて激突します。

◎10 タンクティーエー(牡、高橋俊之厩舎)は中央1勝馬で、転入初戦からスピードの違いを見せて2連勝しました。前走のMRO金賞はスタートして外から他馬に前をカットされる不利がありましたが、好位から詰め寄って4着と地元勢で最先着を果たしました。その後はこのサラブレッド大賞典を目標にレース間隔を空けて乗り込まれ、追い切りでは力強い動きを見せています。距離は中央で2100メートルの経験もあって問題なく、先行抜け出しの正攻法で初の重賞制覇を狙います。

○9 ハクサンウェーブ(牡、加藤和義厩舎)も中央1勝馬で、転入初戦の1700メートル戦で直線一気の差し切りを決めると、2戦目は2番手追走から早めに先頭へ抜け出して2着を5馬身引き離す圧勝劇でした。2000メートル戦は初めてとなるため対抗評価としましたが、追い切りでは前走並みの動きは見せており、転入初戦のようにシャープな末脚を生かすレースができるなら、先団をまとめて捕らえてしまうシーンがありそうです。

2000メートルの石川ダービーを制している▲2 ロンギングルック(牝、金田一昌厩舎)もさらなる戴冠が期待されます。MRO金賞では遠征勢のスピードに屈して8着に敗れましたが、その後は準重賞の石川門カップ、3歳牝馬重賞の加賀友禅賞を勝ってリズムを取り戻しています。スタートからタンクティーエーに食い下がって、直線たたき合いに持ち込みたいです。

△11 カトリーヌレーヴ(牝、高橋道雄厩舎)は加賀友禅賞で5着と伸び切れませんでしたが、1700メートルで連続2着と好走しており、距離延長なら巻き返せそうです。

加賀友禅賞は出遅れに泣いた△8 ハクサンフラワー(牝、加藤和義厩舎)もスタートダッシュの速さには定評があり、先手を奪ってマイペースの逃げに持ち込めれば、2000メートルでも前残りが図れるかもしれません。

<おすすめの買い目>  この買い目で投票

馬単(マルチ) 10⇔9・2・11・8(8点)
3連単(フォーメーション) 10・9・2→10・9・2→10・9・2・11・8(18点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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