レース展望・予想
■2019年09月15日
地力が違うハシルキセキ「サフラン賞」(金沢競馬)

9月15日(日)に開催される金沢競馬の注目カードは、第10レースで争われる、2019JBC浦和まであと50日「サフラン賞」(B2特選、金沢競馬場1700メートル)です。B2級で近3走の収得賞金額上位馬が集められた好メンバーの一戦になりました。

まず人気になりそうなのは◎10 ハシルキセキ(牡5、金田一昌厩舎)です。2年前まではA2級でも逃げ切っていたスピード馬で、1年以上の長期休養を余儀なくされたとあって今季はクラスが大幅に下がり、C2級からのスタートになりました。戦列復帰後は6戦3勝、2着2回、3着1回とまだ複勝圏内を外しておらず、前走の1500メートル戦を逃げ切った勝ち時計はB1級並みの速いものでした。夏場の暑さを考慮して1カ月ほど短期放牧に出されていましたが気配は悪くなく、1700メートルに距離が延びても地力の違いで押し切ってしまいそうです。

○9 ニューヨーカー(牡5、田嶋弘幸厩舎)も暑さの影響で1カ月半ほどレース間隔が空きましたが、追い切りの動きは悪くありませんでした。内枠からダッシュがつかず10着に大敗してしまった今季初戦以外は、金沢ですべて馬券に絡んでおり、ハシルキセキにもヒケは取らないスピードがあります。初めての1700メートル戦がポイントになりますが、逃げるハシルキセキに外め好位から食い下がってプレッシャーをかけていければ、逆転するチャンスがあるかもしれません。

▲2 ルールゴールド(牡9、高橋道雄厩舎)も2走前の1500メートルで久々に白星を飾って元A級馬の自信を取り戻しつつあります。その後は鼻出血のアクシデントもあって1カ月半ほどレース間隔が空きましたが、休み明けでも前走の1700メートル戦で3着まで詰め寄っています。続けて同じ距離を走れるのは有利で、今回も先団をにらみながらレースを進めることができれば、直線ひと伸びして抜け出してくる可能性はあります。

△3 シャイニングボルト(牡5、金田一昌厩舎)は前走初の1700メートル戦とあって連対を外してしまいましたが、2走目なら上積みがありそうです。

積極的なレース運びで連続連対と好調な△5 ツガノホマレ(牡6、高橋俊之厩舎)も、差しに回るレースもこなせるだけに距離延長は問題なさそうです。

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馬単 10→9・2・3・5 9・2→10(6点)
3連単(フォーメーション) 10→9・2・3・5→9・2・3・5 9・2→10→9・2・3・5(18点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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