9月23日(祝・月)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには「玉泉館特別」(A1級-2組)が行われます。
当日は台風接近のため十勝地方も大荒れとなりそうで、時計の競馬になるのは必至です。先行馬ノエルブラン、3歳アオノブラック(牡3、金田勇厩舎)、障害巧者サクラダイチ、差し脚鋭いアアモンドヒューマなど軽めの馬場を得意とする馬は多く、スタートから速い流れになり叩き合いになりそうです。
◎4 ノエルブラン(牡5、槻舘重人厩舎)720キロを本命に推します。今季は4勝を挙げているスピード馬で、このメンバーで屈指の障害巧者といえます。3走前の葉月特別では障害で止まり惨敗しましたが、ホクショウマサルが26連勝を達成したレースで、ハイペースに対応できなかったと敗因もはっきりしています。今回は同型の先行馬が多くいますが、ノエルブランがスピードで一歩リード。軽めの馬場を味方につけての逃げ切りに期待がかかります。
○7 サクラダイチ(牡6、金山明彦厩舎)715キロが対抗です。今季は19戦して1勝、2着6回、3着4回。先行力と障害に自信を持っていますが、そのぶん詰めの甘さが見られます。差し馬の標的になり勝ち切れませんが、濡れた砂なら辛抱できるスピード馬です。
▲8 アアモンドヒューマ(セン6、大友栄人厩舎)715キロが3番手。軽馬場で変わり身が期待される1頭です。乾いた砂なら不発に終わることもありますが、脚抜きの良い馬場なら末脚も切れるタイプです。
<おすすめの買い目>
馬単 4→7・8・3・9・5(5点)
3連単(フォーメーション) 4→7→8・3・9・5(4点)
(文/小寺雄司)