レース展望・予想
■2020年01月24日
大物チャイヤプーンに熱視線「東海クラウン」(笠松競馬)

1月24日(金)の笠松競馬メイン第10レースは「東海クラウン」(A級1組・B級以上オープン、笠松競馬場1600メートル)。

勝ち負けレベルの馬ばかりで見どころ盛りだくさんのオープン特別。しかし熱視線を浴びること間違いなしは転入初戦の◎7 チャイヤプーン(牡5、花本正三厩舎)。一昨年のダービーグランプリの覇者で重賞勝利数は“6”。その後再転入したハイレベルの南関東でも、昨年6月の船橋のオープン特別で2着に突っ込んでいる。輝かしい実績を引っ提げて今冬、当地に転入してきた超大物馬だ。500キロを超える大型馬にとって、絞りにくい冬場とあり、仕上がり途上面は否めない。2週連続して強めに追い切ったのもそのためだ。ただ最終追い切りではさすがの時計と動きを披露。もちろん初モノづくしで手探り面が多い移籍初戦だが、とくと力とプライドある走りを拝見だ。

手ごろな構成のA・B級混合戦だったが○2 キタノナシラ(セン5、森山英雄厩舎)の前走の勝ちっぷりと1分25秒9の時計はインパクト大。好位から早めの抜け出しで6馬身差の圧勝劇。オープン、重賞並みの勝ち時計でもあり、相手強化のここでも通用する計算が立つ。

初めての出張戦がポイントなのは▲3 トーホウリーガル(牡7、原口次夫厩舎)。再転入後のA級戦で7戦して4勝、2、3着各1回。崩れたのは休養明けだった2走前の6着だけ。ひと叩きした前走をきっちりと仕留め、調整期間は十分。オープンでもの期待が持てる。

1900メートルの前走・東海ゴールドカップは失速したが、距離短縮が有利に作用する△6 ドリームアロー(牡6、田口輝彦厩舎)や、絶好枠を得た△1 シャドウチェイサー(セン8、川嶋弘吉厩舎)も軽視禁物だ。

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馬単 7→1・2・3・6(4点)
3連単(1軸流し) 7→1・2・3・6(12点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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