レース展望・予想
■2020年02月13日
展開利あるマイタイザンが連覇狙う「梅見月杯」(名古屋競馬)

2月13日(木)の名古屋競馬メイン第10レースは「第21回梅見月杯(SP1)」(名古屋競馬場1900メートル)。サウスアメリカンが出走取消。11頭立てとなります。

名古屋大賞典JpnIII(3月12日)トライアルの地方全国交流重賞に精鋭が集まったが、連覇を狙う兵庫の◎8 マイタイザン(牡7、兵庫・新井隆太厩舎)がもちろん主役だ。デビュー当初からレベルの高い兵庫のエリート路線を歩む実績派で、通算重賞タイトル数は“7”を誇る快速馬だ。昨年の梅見月杯では6馬身差をつける逃げ切りで華麗に勝利を飾っている。昨秋復帰後は6、3、7、2着と勝利から遠ざかるが、使われるたびに調子を上げ、前走の1月新春賞では3馬身差の2着に粘った。中間は意欲的に追い切られ、さらに上昇ムードがうかがえる。なにより強力な先行ライバル不在で構成利もある。昨年に続く連覇に視界が広がる。

地元名古屋勢では“安定女王”の○2 ポルタディソーニ(牝6、瀬戸口悟厩舎)に期待がかかる。距離、相手を問わず結果を出し続ける安定勢力で、前走のマイル争覇も不利な外枠スタートを克服し、力で銀メダルを確保した。内枠時に好走シーンが多いこの馬にとって2枠スタートは好都合。打倒兵庫勢を狙う。

兵庫転入後のオープン特別をともに中団からまくって快勝したのが▲10 パイロスター(セン8、兵庫・渡瀬寛彰厩舎)。さらに重賞の常連メンバー△11 エイシンミノアカ(牝7、兵庫・橋本忠明厩舎)は確実な末脚を持つ。2頭の兵庫勢も馬券に欠かせない存在。

また△5 サンデンバロン(牡8、塚田隆男厩舎)は年齢とともにズブくなったが柔軟さを身につけている。こちらも軽視できない。

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馬単 8→2・5・10・11(4点)
3連単(1軸流し) 8→2・5・10・11(12点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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