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2月21日(金)の笠松競馬メイン第10レースは「向春特別」(C級1組(イ)、笠松競馬場1400メートル)。
勢いあるフレッシュ4歳馬が多くそろった勝ち上がり対決。ハイレベルなV争いが期待できそうだ。中心視したのは◎6 プラピルーン(牡4、井上孝彦厩舎)。昨今の笠松コースは時計が出やすい馬場状況だが、前走でマークした勝ち時計は1分26秒9。C級ではなかなか出せない優秀なもので高い能力の証と言える。当地転入後、掲示板外となったのはスタートが悪く、流れとリズムに乗りきれなかった4走前の6着だけ。同条件同距離のC1は2走前に2馬身差2着にしぶとく粘り込み、クラス実績もある。同タイプの好調なライバルは多いが、勝ちパターンの先行態勢に持ち込めば、抜群の持ち時計がモノを言いそうだ。
勝ちっぷりの良さが際だった○10 ペイシャラメント(牝4、伊藤強一厩舎)も魅力いっぱい。出遅れて後方からのレースを余儀なくされたが、鋭くまくって頭まで突き抜けてみせた。今年に入ってからの3走は、2、1、1着とオール連対。明け4歳となり、充実期にさしかかってきたようだ。逃げ、先行タイプが多いなか、差しに構えられるのも魅力。逆転候補筆頭だ。
▲3 ベルフォルテ(牡4、田口輝彦厩舎)は地方移籍後、岩手、笠松で6戦4勝、2、3着各1回とすべてで馬券貢献。持ち前の先行力が小回りの地方コースになって開花したようだ。前走勝利したマイルから200メートル短縮した1400メートルはスピードが生きる舞台。当然勝ち負けに欠かせない。
ともに堅実駆けタイプの△8 パークス(牝4、井上孝彦厩舎)、△4 トゥラヴユーモア(牝4、後藤佑耶厩舎)もV圏内。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 6⇔3・4・8・10(8点)
3連単(フォーメーション) 6→3・4・8・10→3・4・8・10 3・4・8・10→6→3・4・8・10(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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