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距離1900mを味方にするのは？「揚げ浜式塩づくり特別」（金沢競馬）

日、火曜日で開催されている今週の金沢競馬。5月26日（火）のメインは、第11レースの「揚げ浜式塩づくり特別」（A1級二組、金沢競馬場1900メートル）です。上位馬の人気が割れそうで、展開次第でどの馬にも勝つチャンスがある混戦模様になっています。

◎5 エムザックヒーロー（牡5、加藤和義厩舎）が距離延長で巻き返しを狙います。前回のこのクラスでも穴人気となりましたが、前が止まらない1500メートル戦では中団から追走するので精いっぱいで、直線伸び切れず5着でした。4走前のスプリング特別で差し切り勝ちを収めているように、距離が1900メートルに延びるのはプラスで、一線級の相手が不在のメンバー構成なら末脚が届きそうです。ゴール前での甘さを解消するためにも、長めを追い切られて仕上げられており、変わり身が期待できます。

○8 エターナルヒーロー（セン10、中川雅之厩舎）は今季1700メートル戦ばかり走っていますが、1900メートル戦は昨終盤戦でクビ差の接戦を演じ2着と、相性は悪くありません。発馬が遅めで後方からの追走になることが多く展開に左右されやすい面があるため、距離が延びた方が追走に苦労することはなさそうです。今回も直線に向くまでにどこまでポジションを上げられるかがポイントになりますが、エムザックヒーローを見ながら4コーナーを駆け上がっていければ、ゴール前たたき合って逆転するチャンスはありそうです。

▲7 コスモボアソルテ（牡8、金田一昌厩舎）は1900メートル戦だと直線で伸び切れない傾向があって、これまで2回の3着が最高ですが、大きく崩れたことはありません。前走のA1級一組では相手が強く7着に敗れましたが、自己条件の二組に戻れば見直しは必至です。今季初戦でエムザックヒーローを抑えて押し切っている内容から、前々でスムーズに運んで早めに先頭へ抜け出すことができれば、後続の追い上げを振り切っても不思議ではありません。

A2級で2連勝してA1級へ昇級してきた△4 ミラクルフーガ（牝4、金田一昌厩舎）も侮れません。金沢に来て1700メートル戦を走るようになってから真価を発揮したように距離が延びるのは合います。初の1900メートルでも要警戒です。

△9 ノーブルステップ（牝5、佐藤茂厩舎）も前走は相手が強くて7着に敗れましたが、2走前にコスモボアソルテの2着に食い下がった内容から、今回の顔ぶれなら見直しは必要です。

＜おすすめの買い目＞　

馬単（マルチ）　5⇔8・7・4・9（8点）
3連単（フォーメーション）　5→8・7・4・9→8・7・4・9　8・7・4・9→5→8・7・4・9（24点）

（文／中部地方競馬記者クラブ）

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