レース展望・予想
■2020年09月13日
JpnIへ向け負けられないヒガシウィルウィン「青藍賞」(盛岡競馬)

13日(日)の盛岡競馬メイン第11レースは「第28回青藍賞」(盛岡競馬場ダート1600メートル)。

◎1 ヒガシウィルウィン(牡6、菅原勲厩舎)は3歳時にジャパンダートダービーJpnI、東京ダービーを優勝し、NARグランプリ年度代表馬に選ばれたビッグネーム。サンタアニタトロフィーを制した後は白星から遠ざかり北海道へ再転入。初戦を快勝しましたが、道営記念6着後に再び南関東へ転籍。3戦して未勝利に終わり、4カ月の休養をはさんで岩手入り。すずらん賞から始動し、貫禄勝ちを収めましたが、反応ひと息。物足りない面が残りましたが、実戦を叩かれて気配アップ。次の目標・マイルチャンピオンシップ南部杯JpnIへ向かうために勝つのは当然のこと、内容も問われる一戦となります。

○4 パンプキンズ(牡4、伊藤和忍厩舎)は昨年の岩手二冠馬ですが、ダイヤモンドカップ優勝後は逃げても一杯の連続。古馬A級の壁に突き当たりましたが、準重賞・あすなろ賞で雄たけび。2着に8馬身(1秒3)差をつけ、久々の美酒を味わいました。すずらん賞でも果敢に逃げて2着でしたが、2馬身(0秒3)差。自分の競馬ができれば逆転の余地は十分ありそうです。

▲3 スカイサーベル(牡6、小林俊彦厩舎)は相手なりに駆ける堅実さが身上。今季も着外1度のみと抜群の安定感を誇っています。上記2頭が競り合うようなら差し脚を発揮し、割って入るシーンまで。

△7 センティグレード(牡9、千葉幸喜厩舎)は一條記念みちのく大賞典2着。盛岡で未勝利ですが、マークは欠かせません。

△2 レイディルアレナ(牡8、櫻田康二厩舎)は南関東B2から転入。今回は休み明け3戦目で走り頃を迎えました。

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馬単 1→4・3 4→1(3点)
3連単(フォーメーション) 1→3・4→2・3・4・7(6点)

(文/松尾康司)

 

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