レース展望・予想
■2020年11月22日
サブノタマヒメ重賞3勝目なるか「金沢ヤングチャンピオン」(金沢競馬)

今週の金沢競馬は日、火曜日の通常開催です。11月22日(日)のメインは第10レースの「第23回金沢ヤングチャンピオン」(JRA認定2歳、金沢競馬場1700メートル)です。金沢2歳重賞路線最後のタイトルで、デビューから6戦6勝と負けなしのサブノタマヒメが連勝を伸ばせるか注目が集まります。

◎7 サブノタマヒメ(牝、金田一昌厩舎)は初の1500メートル戦となった兼六園ジュニアカップで、直線半ばで先頭へ抜け出したところに、後方から追い上げてきたキラメキビジョンに並ばれそうになりましたが、最後まで抜かせずトップでゴールを駆け抜けました。その後はグランダム・ジャパンの金沢シンデレラカップかこの金沢ヤングチャンピオンのどちらかを使うと金田調教師は話していましたが、さらに距離が延びるこちらを選択したということは、前走ゴール前で伸び返した勝負根性に期待してのものです。1カ月ほどレース間隔が空いたことで乗り込まれて鍛え直されており、馬体重も増えているようです。何とか今回も後続を抑え込んで、3つ目の重賞タイトルを手にしたいところです。

サブノタマヒメにとって難敵になりそうなのは○3 アイバンホー(牡、金田一昌厩舎)です。前戦地の門別ではデビューから馬券絡みを外していない好素材で、転入初戦は初の1500メートル戦にもかかわらず、中団から直線一気に先頭へ抜け出して後続を4馬身突き放す快勝劇でした。新天地でも末脚が発揮できたことから距離がさらに延びても問題はなさそうで、前走時からあまりレース間隔がなくても併走追い切りでは鋭い動きを見せています。金沢なら悲願のJRA認定勝ちが飾れるかもしれません。

▲2 キラメキビジョン(牡、加藤和宏厩舎)も兼六園ジュニアカップで、サブノタマヒメをゴール前で追い詰めた内容から再警戒は必要です。前走ようやく初勝利を飾って惜敗続きに終止符を打ち、リズムも上向いています。後方から追い上げてくるレーススタイルから1700メートル戦は合いそうで、サブノタマヒメが直線半ばで脚いろがいっぱいになるなら、差し切るチャンスは十分にあります。

ペースを握るのは今回も△5 エムザックベール(牝、加藤和義厩舎)になりそう。前走も2着と押し切れず転入から勝ち切れないレースが続いていますが、北海道で認定未勝利を勝っているスピードから前残りには警戒が必要です。

前走エムザックベールを差し切った△1 タクシードライバー(牡、中川雅之厩舎)も、大敗した兼六園ジュニアカップの時より気配は一変しており、上位進出があるかもしれません。

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馬単 7→3・2・5・1 3・2→7(6点)
3連単(フォーメーション) 7→3・2・5・1→3・2・5・1 3・2→7→3・2・5・1(18点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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