レース展望・予想
■2020年11月27日
勢いある3歳ナムラマホーホ「トパーズオープン」(名古屋競馬)

11月27日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「トパーズオープン」(A級1組、名古屋競馬場1400メートル)。

前開催に重賞・東海菊花賞(13日)が実施され、次週には笠松で重賞・笠松グランプリ(12月3日)が控えることもあって、A級トップレベルの参戦がない。

小粒感否めない構成となって、キャリアは劣るが、3歳フレッシュ◎6 ナムラマホーホ(牡3、藤ケ崎一人厩舎)からの狙いも可能だ。3歳戦では1組特別2勝をはじめ、レベル高い中央未勝利交流戦(7月)を鮮やかに逃げ切った好素材。先行力があって、差しもこなせるセンスがあり、運びのうまいレース巧者だ。一般格付け初戦の前走A級2組特別戦Vは直線の競り合いを制し、勝負根性が備わる一面も披露。オープン初挑戦だが、コレと言った強敵は不在。いきなりオープンの壁を乗り越えていい。

同じ藤ケ崎一人厩舎の○5 ビターレ(牡6)が一番の相手になりそうだ。主導権、もしくはすんなり先行態勢と注文はつくタイプ。しかし勝ちパターンに持ち込めた時のしぶとい粘りは折り紙つき。前走は強敵ぞろいの交流重賞で、2走前は中団でもまれる不得意の流れと敗因は明白。7頭立ての少頭数も歓迎で逆転をうかがう。

前走は好位キープも伸び切れず4着だった▲7 ミトノアミーゴ(牡5、原口次夫厩舎)だが2走前の重賞では0秒3(1馬身半)差2着に突っ込んだ実力派。戦歴的にも前走のマイルよりも1400メートルのほうが【4・4・0・1】(東海地区)と相性がいい。馬券に欠かせない1頭だ。

逃げ、先行タイプが多い上、短距離1400メートルだけに速い流れが予想される。本質的にはもう少し距離が欲しいところだが、ただ1頭の差しタイプ△3 アスタークライ(牡6、原口次夫厩舎)が直線強襲劇で波乱を呼ぶか。

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馬単(マルチ) 6⇔3・5・7(6点)
3連単(フォーメーション) 6→3・5・7→3・5・7 3・5・7→6→3・5・7(12点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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