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11月18日(水)の笠松競馬メイン第11レースは「イロハモミジ特別」(A級3組、笠松競馬場1400メートル)。
安定感ある◎1 ファビラスヒーロー(セン7、田口輝彦厩舎)が中心だ。転入後、重賞挑戦した8月くろゆり賞(8着)以外、笠松では5戦連続連対。ここ3走は連続2着に留まるが、タイム差は3走前から0秒0(クビ)、0秒1(クビ)、0秒2(1馬身)といずれもわずか。しかも前走が1分28秒3、2走前は1分27秒7(ともに1400メートル)と優秀な走破時計をマーク。勝ち馬の決め脚をほめるべきとも言える。軽めの調教で臨むが、デキ落ちはなく、主戦の筒井勇介騎手とのコンビにも戻る。ロスのない絶好の1枠スタートを生かして今度こそ勝ち切りたい。
3カ月半ぶりの実戦復帰だが、名古屋の○2 ケイアイテディ(牡5、今津博之厩舎)は逆転が狙える。強さとモロさが同居するタイプだが、地元名古屋ではA級へ昇級戦だった7月の5組をいきなり逃げ切った好素材。中央戦歴からマイルよりも短距離1400メートル向きで、馬場が軽くなる笠松出張戦も上積み材料。乗り込み、追い切り本数も多くいきなり臨戦態勢も整う。互角のV候補だ。
転入馬の▲7 ヒルノアトラーニ(牡6、後藤正義厩舎)の取捨もポイントになりそうだ。移籍前の前走は長期休養明け初戦もあってシンガリ大敗を喫したが、中央ダートで3勝を挙げたキャリアはキラリと輝く。やはり軽視は禁物だろう。
前走A級2組では伸び切れなかったが△5 オルオル(牝4、井上孝彦厩舎)は引き続き得意の1400メートル戦。相手なりに走れる△9 ナオアンドユリ(牝6、後藤正義厩舎)も連争いは可能。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 1⇔2・5・7・9(8点)
3連単(フォーメーション) 1→2・5・7・9→2・5・7・9 2・5・7・9→1→2・5・7・9(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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