レース展望・予想
■2020年11月24日
連勝で昇級なるかキクノグロウ「吉川温泉よかたん特別」(園田競馬)

24日(火)の園田競馬メイン第11レースに「吉川温泉よかたん特別」(B1、園田競馬場1870メートル)が行われます。

◎1 キクノグロウ(牝5、田中一巧厩舎)は2番人気だった前々走の1400メートル戦は今年の兵庫ダービー馬で1番人気ディアタイザンの逃げに屈しましたが、1700メートルに距離が延びた前走はデザートカレー以下に逃げ切って快勝です。これで、園田の1700メートルでは3走前のB2など負けなしの7連勝となりました。さて、今回は今年4月(B2)以来2度目の1870メートルです。前回は、逃げたエイシンルジーナの2番手を追走しましたが、捕まえ切れずに2着も5番手から伸びたサンライズアミーゴにアタマ差競り負けての3着でした。今回は前述したディアタイザンを追走からゴール前に捕まえ、通算14勝目をマークしてA2昇級を決めるでしょう。

相手筆頭は逃げが予想される○2 ディアタイザン(牡3、碇清次郎厩舎)です。初の1870メートル戦だった6月の兵庫ダービーは、枠を主張して圧倒的な1番人気だったステラモナークを抑えて主導権を奪いました。直線を向いてもスピードは落ちずに半馬身差しのいで逃げ切りました。今回はその再現を狙います。

大井からの転入初戦▲6 ムゲンノカノウセイ(牡5、岡田利一厩舎)は末脚が武器です。岩手からの転入後を4連勝しています。4連勝目の大井でのB3は3コーナー手前から仕掛け、4コーナー6番手から直線で2着に3馬身半差をつけて快勝しています。岩手では重賞も経験(4戦して3着1回、4着2回)しています。

JRA2勝馬(ラストは1勝クラス)☆4 フォレストタウン(セン6、柏原誠路厩舎)は、コース2度目で距離延長と上積み材料は揃っています。

ほか、距離克服がカギも堅実△5 タガノタイト(牡5、松平幸秀厩舎)、前走で前述キクノグロウに半馬身差2着まで追い込んだ△3 デザートカレー(牝5、稻田彰宏厩舎)などが続きます。

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馬単(ボックス) 1・2・6・4(12点)
3連単(1軸流し) 1→2・6・4・5・3(20点)

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)

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