レース展望・予想
■2020年11月26日
ヨミに久々の勝機到来「ひいらぎ特別」(名古屋競馬)

11月26日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「ひいらぎ特別」(A級2組、名古屋競馬場1800メートル)。

確かな主役こそ不在だが、大半の馬が勝ち負けレベル。夏の北海道移籍で地力強化された◎2 ヨミ(牝5、坂口義幸厩舎)に期待したい。再転入初戦の10月のA級2組では軽めの調教で臨みながらも2馬身差2着。改めて底力と北海道でもまれた経験をいきなり走りで示してみせた。事実、7月の重賞・ノースクイーンカップでは4着に食い込んでいる。通算5勝に対し、2着14回、3着10回と勝ちみの遅いタイプだが、自在なレース運びができる上、ゆったりレースが流れる1800メートルはベストの距離。大敗したが前走のJBCレディスクラシックJpnI挑戦も血や肉になっている。今年3月以来の久々勝利を飾るか。

差し勝負に持ち込めば○7 スパークルメノウ(牡6、今津博之厩舎)に出番が到来。8月のオープン特別(名古屋1600メートル)を大外一気に頭まで突き抜けた末脚はまだ記憶に新しい。最近2走も昇竜戦で2、3着と好勝負を演じ、ムードは上々。主戦・村上弘樹騎手とのコンビも復活した。V互角。

▲12 サムライドライブ(牝5、角田輝也厩舎)は休養明け2戦ともにまったくらしさが見られないが、2組まで下がれば巻き返しがあって当然。ともに失速し、勝ち馬から2秒近く離されているが、流れに乗ってレースを運べば鮮やかに変わっていい。注目したい1頭だ。

A級上位の安定勢力で距離実績十分の△10 ミラクルシップ(牡6、川西毅厩舎)も差のないV候補。

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馬単(マルチ) 2⇔7・9・10・12(8点)
3連単(フォーメーション) 2→7・9・10・12→7・9・10・12 7・9・10・12→2→7・9・10・12(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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