レース展望・予想
■2020年12月22日
好位差し決めるかサウスブルーグラス「ターコイズ特別」(金沢競馬)

今年最後となる今週の金沢競馬は火、水、金曜日の変則開催になります。12月22日(火)のメインは第10レースの「ターコイズ特別」(B1級一組、金沢競馬場1500メートル)になります。今開催後は冬季休業に入るために、先週から連闘になっても使っている馬が多く、前走の好走した馬が人気となる傾向が強くなっています。

◎6 サウスブルーグラス(セン4、中川雅之厩舎)は転入初戦の前走、2番手からレースを進め、3コーナー手前で勝ち馬に早めに交わされる苦しい展開ながらも、直線内から盛り返して2着に入りました。中央では1勝クラスで4着に詰め寄ったことから期待されていましたが気性面に課題があって伸び悩み、昨夏には去勢手術もしましたが、その後もふた桁着順が続いていました。しかし中央でのキャリアは13戦と少なかったため、金沢ならまだまだやれそうです。先週から連闘策になるため軽めの調整ですが、落ち着いた動きは見せており、今回も好位からレースを運べれば好勝負が期待できそうです。

○8 スーパーフライヤー(牡3、金田一昌厩舎)は12月に入って2連勝中と勢いに乗っています。相変わらずスタートの遅さは改善されていませんが、前走も3コーナーでは外を回って先団を交わすと、4コーナーを先頭で回ってそのまま直線で後続を2馬身突き放す強い勝ちっぷりでした。こちらも連闘策になるため軽めの調整ですが、仕上がりの良さは目立っており、引き続き1500メートル戦を走れるのは歓迎です。今回も勝負どころから一気に駆け上がって4コーナーを先頭で回ることができれば、連勝が伸ばせそうです。

▲10 シオジレア(牡3、鋤田誠二厩舎)は前走3着に敗れて3連勝こそ逃しましたが、1500メートルの持ち時計は更新しています。ゴール手前で一杯になってしまい、内から伸び返したサウスブルーグラスを交わすことはできませんでしたが、直線半ばでの脚色は2着はあるかと思われた勢いでした。連闘でも引き続き元気一杯で、スーパーフライヤーが早めに先団をまとめて交わしてしまえば、直線叩き合いに持ち込んで逆転するチャンスはありそうです。

△9 カネコメヒカル(牡4、佐藤茂厩舎)は冬場の馬場状態が悪い状況では連対に届いていませんが、前走も4着まで追い上げてきています。今回は短期放牧明け3走目となるだけに、何とか結果を出して来季の飛躍につなげたいところです。

△3 ヴァッフシュテルケ(牡9、中川雅之厩舎)は熱発のため前回の能登波の花賞は出走取消となりましたが、ここ2走の粘り強い走りから引き続き警戒は必要です。

<おすすめの買い目>  この買い目で投票

馬単(マルチ) 6⇔8・10・9・3(8点)
3連単(フォーメーション) 6→8・10・9・3→8・10・9・3 8・10・9・3→6→8・10・9・3(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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