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1月24日(日)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「白雪賞」(4歳オープン)が行われます。
ばんえいダービー優勝で3歳二冠を達成したキョウエイリュウがトップハンデの740キロ、ばんえいダービー3着カイセドクターが730キロで、6着ブラックサファイアは720キロ、2着ヤマトタイコーなどが710キロ、最軽量680キロの牝馬ニセコヒカル(牝、平田義弘厩舎)まで最大で60キロ差ついています。力量的にはキョウエイリュウが一枚上ですが、厳しいハンデだけに、軽量馬に注目します。
◎5 ヤマトタイコー(セン、久田守厩舎)710キロを本命に推します。2歳時は4勝を挙げ最終戦はA級1組でした。3歳シーズンはC1級スタートで、今季メンバー中で最多の10勝を挙げています。重賞初挑戦のばんえい菊花賞でキョウエイリュウの19秒6差の5着と健闘。近走は平場戦3連勝後のばんえいダービーではキョウエイリュウの1秒3の僅差2着と、大きく成長しています。今回はキョウエイリュウより30キロ、カイセドクターより20キロ軽く710キロでの出走。雪こそないものの最低気温は連日マイナス15度以下で、砂は凍れ、脚抜きがよい馬場になっています。軽量を生かして前進に期待がかかります。
○6 ブラックサファイア(牡、松井浩文厩舎)720キロが対抗です。デビュー2戦を消化し、4カ月間の休養で体をつくり直し馬体重は約60キロ増。それから7連勝してヤングチャンピオンシップでは、キョウエイリュウと接戦の末、0秒5の僅差2着でした。3歳シーズンはばんえい大賞典3着、ばんえい菊花賞10着、ばんえいダービーは6着と三冠すべてに出走しています。
▲7 カイセドクター(牡、坂本東一厩舎)730キロが3番手です。今季8勝を挙げています。重賞は通算6戦で、5度馬券絡みしている実力馬です。
<おすすめの買い目>
馬単 5→6・7・2・8(4点)
3連単(フォーメーション) 5→6→7・2・8(3点)
(文/小寺雄司)
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