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1月8日(金)の笠松競馬メイン第11レースは「ことぶき特別」(A級3組、笠松競馬場1400メートル)。グローリーシーカーが出走取消で8頭立てとなった。
確かな本命不在だが、堅実駆けに定評ある◎9 モリデンルンバ(牡8、花本正三厩舎)が軸馬にふさわしい。前走シンガリ大敗を喫したが、久々の重賞(東海ゴールドカップ)参戦で、しかも出遅れながら果敢に上昇したロスある走りで仕方なし。展開、流れに左右される差しタイプもあって差し届かずの走りが続き、昨年5月のA級3組特別を勝ってから勝ち星に見放されている。ただその後のA級特別8走を2着4回、3着3回。直線では決まって末脚を伸ばし、コンスタントに勝ち負けを演じるクラスの安定勢力だ。距離、相手を問わないタイプでもある。流れに乗りやすい大外枠スタートも悪くない。連軸に期待したい。
実績上位は転入初戦の○4 ゴールドフラッグ(牡6、川西毅厩舎)。中央時の主戦場は芝の長距離だが、3勝を挙げた実力馬。中央時のダート2戦は大敗し、砂適性はじめ小回りコース適性も未知数で手探り面が多い。ただ移籍馬の再生に定評あるのが川西毅厩舎。地方デビューが短距離1400メートルになったが、軽視できない。
前走の粘りひと息も条件緩和で▲5 ラインジュピター(牡5、笹野博司厩舎)は巻き返しが狙える。すんなり流れに乗れば2走前のA・B級混合戦でしぶとく勝ち切った走りから反撃可能。
意欲の連闘策と叩き2走目の上積みで変身をうかがう△3 シゲノブ(牡6、今津博之厩舎)もV圏内。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 9⇔3・4・5(6点)
3連単(フォーメーション) 9→3・4・5→3・4・5 3・4・5→9→3・4・5(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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