レース展望・予想
■2021年01月20日
カツゲキダイオウが偉大な兄に続く「大寒特別」(姫路競馬)

20日(水)の姫路競馬メイン第11レースに「大寒特別」(A2、姫路競馬場1400メートル)が行われる。

好調馬がそろった一戦だが◎4 カツゲキダイオウ(牡4、雑賀伸一郎厩舎)の末脚に期待する。兵庫移籍後、3戦3勝と底を見せていない。むしろ一戦ごとに素軽さを増している印象があり、まだまだ上のクラスを目指せる逸材だ。半兄は1月14日のマイル争覇で重賞20勝を達成した名古屋のカツゲキキトキトという血統背景からも抜群の勝負根性とタフさが感じられる。柔らかくてダイナミックなフォームは姫路のコースにもフィットするだろう。

○9 ネクストムーブ(牡8、橋本忠明厩舎)も全弟が南関東で活躍しているモジアナフレイバーという良血馬。移籍初戦の前走は実績を買われて1番人気に支持された。しかし、極端なスローペースながら4コーナー最後方のままで万事休すかと思われたが、下原理騎手がゴーサインを出してからは1完歩ずつ着実に差を詰めてあっさり差し切った。今回はフルゲートで外枠に力のある先行馬が2頭いるために、前走のようなスローの上がり勝負にはならず、持ち前の末脚をさらに発揮できるだろう。

▲1 ヨハネスボーイ(牡4、坂本和也厩舎)も兵庫で2戦2勝。北海道時代にカツゲキダイオウと差のない競馬を続けており、力はここでも全く引けを取らない。園田では内々をうまく立ち回って勝っており、コンパクトな走法からも適性は園田の方が高そうな印象を受けるが、上記2頭より1キロ負担重量が軽い点を生かしてうまく立ち回れば逆転も視野に入る。

☆6 サンライズハイアー(牡5、柏原誠路厩舎)は昨年姫路で5馬身差をつけて快勝しているようにコース適性が高い。今回は再び1400メートルに戻るが、課題の折り合いを克服できるかが鍵になる。

休み明けの前走を逃げ切った△10 ヴェルジェーズ(牝6、盛本信春厩舎)と、△11 クールファンタジー(牝7、有馬澄男厩舎)が主導権争いになるだろう。2頭とも昨年姫路で馬券に絡んでおり、コース適性は問題なし。後方で有力馬がけん制し合う展開になれば、この2頭の前残りも考えておきたい。

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馬単(マルチ) 4⇔9・1・6・10・11(10点)
3連単(1軸流しマルチ) 4⇔9・1・6・10・11(60点)

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)

 

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