レース展望・予想
■2021年04月07日
ヒダルマが復調ムード「陽春特別」(姫路競馬)

7日(水)の姫路競馬メイン第10レースに「陽春特別」(A1A2、姫路競馬場1400メートル)が行われる。

◎9 ヒダルマ(牡6、柏原誠路厩舎)が連勝を決める。2走前の新春賞(園田1870メートル)は距離が長く12着と大敗した。連勝していた頃の勢いと比べるとやや陰りが感じられたが、前走はその影響を完全に払拭。好位2番手から押し切る横綱相撲で復活を印象づけた。前走の勝利自体が12連勝を飾った19年の摂津盃以来、10戦ぶりだったのは意外だが、今回も前走のデキをキープできており、同じようなレース運びができれば十分勝ち負けになる。

○6 サトノグラン(セン7、山口浩幸厩舎)は前走直線で狭いところを通って仕掛けが遅れてしまったが、最後の伸びは目を引いた。転入後2戦でまだつかみきれないところはあるが、レースでは折り合い面に不安がなく、スムーズに運べれば十分好走できる力があると見た。

▲8 イルティモーネ(セン8、小牧毅厩舎)は暖かくなって調子が上がっているが、近走はやや展開に恵まれていない印象があるだけに、仕掛けるタイミングがポイントとなりそう。前走はヒダルマに4馬身離されたが、実力的には大差なく、今回は距離短縮で差を縮めたい。

☆5 タガノヴェリテ(セン9、新子雅司厩舎)は前走が1年10カ月ぶりの勝利。この馬の末脚を最大に引き出した松木大地騎手の好騎乗も光ったが、馬自身の気配もガラリと良化しており、復調したと見ていいだろう。距離はさらに短くなるが、この馬もイルティモーネ同様仕掛けのタイミングひとつとなる。

△2 テツ(牡5、橋本忠明厩舎)はもうワンパンチほしい現状だが、引き続き同じ距離で使ってくることで距離慣れは見込める。デキ落ちはないだけにまだ見限れない。

△11 サンライズハイアー(牡5、柏原誠路厩舎)は前走が初のオープン挑戦だったが、好位の内でロスなく立ち回ってサトノグランと差のない4着。力が通用することを示した。今回は大外枠に入っており前回同様のレース展開にはならないだろうが、調子の良さは変わらないだけに今回も一発を警戒したい。

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馬単 9→6・8・5・2・11(5点)
3連単(1軸流し) 9→6・8・5・2・11(20点)

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)

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