レース展望・予想
■2021年06月13日
リュウノシンゲン二冠濃厚「東北優駿(岩手ダービー)」(水沢競馬)

13日(日)水沢競馬メイン第11レースは“ダービーシリーズ2021”「第29回東北優駿(岩手ダービー)」(3歳、水沢競馬場2000メートル)。

◎6 リュウノシンゲン(牡、菅原勲厩舎)は今シーズンはスプリングカップ、岩手一冠目・ダイヤモンドカップを制圧。重賞4連勝を飾り、地元馬に敵なしを改めてアピールしました。今回は2000メートルが舞台ですが、坂口裕一騎手は「未知の距離は全馬にも言えること。むしろ楽しみの方が大きい」とコメント。順当に二冠を獲得するのはもちろんのこと、パフォーマンスにも注目が集まります。

○9 ゴールデンヒーラー(牝、佐藤祐司厩舎)は今季初戦の牝馬重賞・あやめ賞を貫禄勝ちし、牡馬クラシック挑戦を表明。ダイヤモンドカップで終始リュウノシンゲンをマークする戦法に出ましたが、直線で突き放されて2着。完敗を喫しました。しかしデビューから連対を外したのは芝1000メートルでの5着1度のみ。抜群の安定感を誇り、地方交流重賞2勝の実力牝馬。距離を味方に逆転をもくろみます。

▲2 サンエイマジック(牡、鈴木七郎厩舎)は南関東から今年3月に再転入。勝ち星こそありませんが、ダイヤモンドカップで3着確保。ジリ脚タイプなら2000メートルは望むところ。2頭が競り合うようなら割って入るシーンまで。

△3 ベニスビーチ(牝、畠山信一厩舎)は2015年の岩手ダービー馬(当時ダイヤモンドカップ)ロールボヌールの妹。ゆったりと流れる長距離は歓迎。

△5 グランフォロミー(牡、櫻田康二厩舎)はダイヤモンドカップでは案外の6着でしたが、見限るのは早計。一連の足跡から反撃十分。

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馬単 6→9・2・3(3点)
3連単(フォーメーション) 6→2・9→2・3・5・9(6点)

(文/松尾康司)

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