名古屋
2021年10月22日
サウンドテーブル前進あって後退なし「鰯特別」(名古屋競馬)
10月22日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「鰯特別」(A級3組、名古屋競馬場1600メートル)。
叩き2走目の上積みで◎8 サウンドテーブル(牡7、宇都英樹厩舎)が当地初勝利へ。復帰した今夏の中央3戦がいずれも二桁着順で不安が同居していた転入戦の前走。しかし好位確保から早めにスパートすると長くいい脚を使って、いきなりクビ差2着。中央2勝馬で1勝クラスで何度も勝ち負けした力の片りんを改めてアピールした。コースや環境慣れなど多くの面で上積み材料がある移籍2戦目。前進があっても後退シーンは考えにくいところだ。
○2 ボーンインメイ(牝5、今津博之厩舎)は前走の1馬身差2着でA級初勝利にメドを立ててみせた。メンバーや距離を問わず相手なりに走れるレース巧者でもある。差はわずか。
巻き返しを狙うのが▲7 トーセンタイミング(牡4、竹下太厩舎)。前走はスタート後の接触アクシデントで主導権を奪われ、競走リズムに狂いが生じていた。流れに乗ってレースを進められれば反撃が期待できそうだ。
ロスのない絶好の1枠スタートを生かしたいのは△1 コマジオウ(牝4、藤ケ崎一男厩舎)。強さとモロさが同居する典型的逃げタイプ。同型との兼ね合いが好走ポイントになるが、逃げ切った2走前がそうだったようにとにかく先制すると先行力に粘りは折り紙付きだ。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 8⇔1・2・6・7(8点)
3連単(フォーメーション) 8→1・2・6・7→1・2・6・7 1・2・6・7→8→1・2・6・7(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)