笠松
2022年09月23日
A級2組なら力上位ニホンピロヘンソン「畜産フェア特別」(笠松競馬)
9月23日(祝・金)の笠松競馬メイン第11レースは「畜産フェア特別」(A級2組、笠松競馬場1400メートル)。
勝ち負けレベルの馬は多いが、2組なら◎2 ニホンピロヘンソン(セン6、川嶋弘吉厩舎)の底力を素直に信頼したい。最近2走の重賞こそ不発に終わったが、3走前の重賞・飛山濃水杯3着をはじめ、5月のオープン特別をしっかり差し切っている。自己条件、しかも2組参戦なら力にキレもワンクラス上の存在。1月の重賞・白銀争覇Vなど、速いペースで推移する1400メートルを最も得意とする切れ者でもある。月イチペースの臨戦はいつものことで追い切り気配は上々。少頭数7頭立てのさばきやすい構成も追い風と言える。力とプライドの走りで、堂々ねじ伏せる。
最大のライバルは名古屋の○4 エストレラブランコ(牡6、今津勝之厩舎)。再び出張戦に矛先を向けてきた。前走は地元のオープンで8着に終わったが、直線では脚を伸ばし勝ち馬から0秒6差と着順ほど負けていない。なにより当地2組は2戦連続2着に食い込み、笠松出張戦で【2・2・0・3】と好成績を残す。甘いスタートが目立つが得意の笠松コースで突き抜けるか。
先行勢に有利なペースなら▲6 ペルソナデザイン(セン6、森山英雄厩舎)にチャンスが訪れる。クビ差ながら前走の同距離同条件を逃げ切り、当地1400メートルの2組は2戦2勝。人気どころに差し馬が多く、マイペースの逃げに持ち込めば2組3勝目も可能。
前走名古屋の地方全国交流重賞から条件が緩和した△7 ナリノクリスティー(牝5、加藤幸保厩舎)の巻き返しにも警戒したい。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 2⇔4・5・6・7(8点)
3連単(フォーメーション) 2→4・5・6・7→4・5・6・7 4・5・6・7→2→4・5・6・7(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)