岩手
2022年09月27日
スギノヴォルケーノ重賞初制覇へ「OROターフスプリント」(盛岡競馬)
27日(火)盛岡競馬メイン第8レースは地方全国交流「第12回OROターフスプリント」(盛岡競馬場芝1000メートル)。
◎3 スギノヴォルケーノ(牡6、板垣吉則厩舎)はトライアル・ハーベストカップを完勝。レース最速の上がり34秒0で豪快に突き抜けました。夏負けの影響が残っていながら実力発揮。さすが中央オープンの底力だと大向こうを唸らせました。ひと叩きされ、さらに気配アップ。ライバルは強力ですが、芝1000メートルを経験し、実際勝っているのが強み。重賞制覇に王手をかけました。
○8 ケイアイサクソニー(牡6、北海道・安田武広厩舎)は一昨年12月、中京芝1200メートルの3勝クラスでスギノヴォルケーノと直接対決。クビ差で退けて鮮やかな逃げ切りを決めました。また新潟芝直線1000メートルのオープン2着確保で距離も問題ないことを証明済み。北海道移籍後も2着2回と好調アピール。当初からOROターフスプリントを目標に乗り込まれ、態勢万全。逆転首位まで十分でしょう。
▲13 グランドロワ(牡8、橘友和厩舎)は中央芝1200メートル〜1600メートルで5勝。CBC賞GIIIでもコンマ9秒差8着にまとめました。南関東移籍後は順調さも欠いて半年の休養を経て岩手入り。ハーベストカップは5着止まりでしたが、久々を叩かれて良化確実。距離2度目で突き抜けるシーンまで。
△12 リンシャンカイホウ(セン7、村上実厩舎)は盛岡芝1000メートルは3戦2勝、2着1回と最も得意とする条件だけに侮れません。
△1 プリモジョーカー(牝5、川崎・内田勝義厩舎)は川崎900メートルを専門に使われ、芝も2度経験しています。
△7 エールヴィフ(牝5、川崎・古澤悟厩舎)は新潟芝1000メートルの1勝クラスを快勝した実績があります。
<おすすめの買い目>
馬単 3→12・1 (ボックス) 3・8・13(8点)
3連単(フォーメーション) 3・8→3・8・13→1・3・7・8・12・13(16点)
(文/松尾康司)