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参戦有利なタマノフィオーレが軸「深秋特別」（笠松競馬）

11月28日（月）の笠松競馬メイン第10レースは「深秋特別」（C級17組(ロ)、笠松競馬場1400メートル）。

上位視した3頭に評価差はないが、ほぼ勝って同条件と参戦有利な◎8 タマノフィオーレ（牝3、後藤佑耶厩舎）が軸に一番ふさわしい。今秋転入後、2戦無敗。転入初戦を中団から直線あっさり差し切ると、前走は初の特別戦・C級14組を2番手から早めの抜け出しで2馬身差完勝。2戦ともにシャープな決め脚を披露する。芝ながら中央時の4戦すべてを6着、または7着でまとめた能力の片りんと言える。同世代の好調3歳フレッシュぞろいのハイレベルな対決だが、レースセンスや操縦性の良さは一番。流れに乗りやすい外枠スタートも好都合。3連勝へ期待が高まる。

逆転候補筆頭は○4 ナチュラル（牝3、笹野博司厩舎）。手探り面が多かった転入戦の前走を豪快に7馬身差をつけて逃げ切る、ど派手なリスタートで仕留めてみせた。中間はひと叩きされたことで調教に追い切り気配もアップ。叩き2走目の上積みは大きく、打倒タマノフィオーレをうかがう。

キャリアまだ3戦だが▲7 ワイルドアイズ（牝3、笹野博司厩舎）にも高評価が欠かせない。2走前にはタマノフィオーレのキレに屈したが、半馬身差2着の好タイムで逃げ粘り、前走は先行して快勝。移籍後2戦2連対を誇り、走るたびに良化気配が感じられる。先行勢ペースでレースが推移すれば押し切りも狙える。

上位3頭とは正直差を感じるが、2連勝と軌道に乗ってきている△3 ヒルノマース（牝3、後藤正義厩舎）に、クラス2戦目で前進を狙う△6 シャイニーメイン（牝3、笹野博司厩舎）も連争いなら。

＜おすすめの買い目＞　

馬単（マルチ）　8⇔3・4・6・7（8点）
3連単（フォーメーション）　8→3・4・6・7→3・4・6・7　3・4・6・7→8→3・4・6・7（24点）

（文／中部地方競馬記者クラブ）