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エイシンビッグボスが地元で奮闘する「近江牛特別」（園田競馬）

30日（水）の園田競馬メイン第11レースに「近江牛特別」（A1A2、園田競馬場1230メートル）が行われる。

◎5 エイシンビッグボス（牡4、橋本忠明厩舎）は前走の兵庫ゴールドカップが地元馬最先着の2着。内枠を利してうまく立ち回り、高い潜在能力を示した。29日の笠松グランプリを除外になったが、復帰3走目で状態は右肩上がり。今年はまだ重賞タイトルに手が届いていないが、古馬になって短距離馬らしい体つきになっており、まだまだこれから本格化が期待される。ここを勝って今後の重賞戦線へ弾みをつけたい。

○1 パールプレミア（牝4、新子雅司厩舎）は前走の兵庫ゴールドカップで連勝が止まったが、地元のオープンに戻ればトップクラスのスピードを誇る。今回は内から積極的にハナを主張してくる。主戦の笹田知宏騎手に戻って巻き返したい。

▲4 マイタイザン（牡9、木村健厩舎）は7カ月ぶりのレースになるが、以前から夏場をパスして春と秋にレースに使われており、そのスタイルは今も変わらない。能力検査ではテンからスピード感ある走りを見せており、まだまだ一線級の力を誇る。今回も前々で競馬をするのみ。

☆6 コスモピオニール（牡5、高本友芳厩舎）の前走は3カ月近く間隔が空いて完調手前だったが、中団からこの馬らしく追い込んできて2着とレース巧者ぶりを見せた。1230メートルは若干忙しいかもしれないが、センスの高さで対応してきそうだ。

△8 トウケイタンホイザ（牡5、有馬澄男厩舎）は逃げが理想で同型馬がそろった印象だが、手の内を知っている田中学騎手が騎乗しており、ひと工夫を見せてきそうだ。ヒモ穴には押さえておきたい。

＜おすすめの買い目＞　

馬単　5→1・4・6・8（4点）
3連単（1軸流し）　5→1・4・6・8（12点）

（文／大阪日刊スポーツ・松本健史）