重賞レース直前情報
■2019年01月17日
第20回園田クイーンセレクション(園田)

1月17日(木)に園田競馬場にて、第20回園田クイーンセレクション(3歳牝馬・1400メートル・15時55分発走予定)が行われます。最近3年は東海地区からの遠征馬が3着以内に入っているだけに、今年も笠松からの2頭には要注目。対する地元勢も牝馬限定戦のここで好結果を残すことができれば、この先の重賞戦線につながる可能性は十分。この距離での多頭数ですから、激戦必至で見ごたえあるレースが期待できそうです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。昨年は9→5→2番人気の順で入って波乱となったが、それ以前の4年は単勝1番人気馬が3着以内に入線。前走が重賞だった馬が1頭だけ連対しているのが特徴的だ。2走前までにJRA認定戦または1組に相当するレースを制した馬が1頭だけ連対している。また、兵庫若駒賞で5着以内に入っていた馬が1から2頭連対しているデータもある。

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    出走馬短評
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ムーンコムレード 2走前にJRA認定戦で惜敗があったが、全体的にひと押しに欠ける成績。今回も好位付けの形から、どこまで差を詰められるかというところだろう。

トカロン 笠松からの遠征馬。門別のデビュー戦で勝利を挙げるも、その後は笠松移籍後を含めて大敗続き。その状況では引き続き苦戦必至だろう。

アヴニールレーヴ 園田プリンセスカップでは大敗したが、続く兵庫若駒賞とラブミーチャン記念では2着。その後の2戦は粘れていないが、今回も押さえる必要はありそうだ。

リリコ ここまで7戦6連対で、園田プリンセスカップを勝利。兵庫若駒賞では末脚不発に終わったが、牝馬同士の戦いならば、地力的に上位とみていいだろう。

アリアナティー デビュー戦を制し、その後は2戦とも差のある敗戦を喫したが、続く前走でJRA認定戦を勝利。スタートに課題を残すが、再度の差し脚発揮に期待ができる。

フセノピュア デビュー戦と2戦目を逃げ切ったが、兵庫若駒賞で大敗し、前走では先手を取るも最後に失速。その内容では、高知の赤岡修次騎手起用でも厳しいだろう。

アークダイヤ 門別ではデビュー戦が4着、一般戦で2着3回と善戦止まりだったが、兵庫移籍初戦で逃げ切り勝ち。その後の成績も上々で、ここでもチャンスがありそうだ。

ピースタップ 2戦目に初勝利を挙げ、園田プリンセスカップでは7着だったが、その後はJRA認定戦を勝利するなど上々の成績。今回も相手なりに走れるかもしれない。

イケノオテンチャン 門別の一般戦で2勝を挙げ、兵庫移籍初戦でJRA認定戦を勝利。続く前走は出遅れが響いて5着だったが、好位付けの形が取れれば巻き返しが狙えそうだ。

ホマレボシセーラ ここまで2着2回が最高で未勝利だが、JRA認定戦でも善戦。とはいえ、勝ち馬から差のある結果が続いている状況では、今回も上位争いまでは見込みにくい。

ナラ 笠松からの遠征馬。門別でJRA認定戦を勝ったが、それ以外は大敗続き。それでも移籍初戦を圧勝し、ライデンリーダー記念が僅差5着なら、チャンスが十分ありそうだ。

そのほか、テンマビックハーツが出走する。

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   レースの狙い
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実力拮抗の顔ぶれなら、重賞実績があるリリコが順当に主軸。アリアナティーはスタートが課題でも差し脚を長く使えるタイプで、再度の首位争いが可能とみる。ナラはコース替わりが課題だが、好位で流れに乗れるようなら善戦以上がありそう。ピースタップは展開的に合いそうで、差し脚が届く可能性に警戒しておきたい。イケノオテンチャンは好位で流れに乗れるようなら上位まで。アヴニールレーヴは時計的に微妙だが、ここでも単騎逃げができるようなら残り目も。


園田クイーンセレクションの出走表はこちら

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