重賞レース直前情報
■2019年01月20日
第60回花吹雪賞(佐賀)

1月20日(日)に佐賀競馬場にて、第60回花吹雪賞(3歳牝馬・1800メートル・18時10分発走予定)が行われます。近走成績が良好な馬と、いまひとつという馬とが分かれている感はありますが、昨年は7番人気が勝ち、2着に3番人気、3着に4番人気が入るという結果になりましたから、今年も人気薄の馬の台頭には要注意。それでも中距離で実績を残している馬が優位というのは、間違いないところでしょう。

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    過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。昨年は波乱となったが、それ以前の4年は単勝1番人気馬が3着以内に入線。連対馬10頭はすべて、2走前までに2着以内があった。4走前が門別所属だった馬が1頭だけ連対。3着内馬15頭のうち14頭は、通算2勝以上を挙げていた。なお、真島元徳厩舎が3年連続で優勝している。

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    出走馬短評
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ニチウォ 善戦止まりで初勝利まで9戦を要し、その後の2戦は大敗。しかし前走の佐賀若駒賞では4着に食い込んでおり、今回も展開次第というところだろう。

モリデンベー デビュー10戦目の2走前に初勝利を挙げ、続く佐賀若駒賞では3着と、先行した最近2戦は上々の成績。体重が増加しているように、今が成長期なのかもしれない。

エムティミホ 門別では8戦とも3着以下で、佐賀では移籍初戦から3戦連続で2着に入ったものの、未勝利という成績。最近2戦の成績からも、ここでは少々厳しそうだ。

カシノジャスミン 7月の新馬戦を最低人気で制し、JRA認定戦でも善戦したが、5戦目以降は大敗続き。さらに最近3戦が見せ場なしという状況では、今回も苦戦必至だろう。

オーチンハラショウ 船橋の新馬戦で大敗するも、2戦目は2着。佐賀に移ってからも未勝利だが、2走前に僅差2着に入った先行力が再現できれば残り目が考えられそうだ。

ローズカラー 九州ジュニアチャンピオンを逃げ切って、佐賀若駒賞は先行策から押し切って勝利。先手主張から失速することも多いが、牝馬限定戦なら粘り込みが可能だろう。

スウォードクイーン 川崎のデビュー戦で2着に入ったが、その後は右肩下がりの成績。佐賀での2戦はともに善戦しているが、ひと押しに欠ける感は否めない。

スーパージンガ 門別では5戦して、2着と3着が各1回だったが、佐賀では3戦3勝の好成績。距離延長の前走も早め先頭で圧勝しており、引き続き首位争いが見込めそうだ。

ニズナーユ ここまで未勝利でも2着は4回となっているが、クラスが上がると大敗という成績。前走も早々に失速した内容では、今回も厳しい戦いが予想される。

ヤーラシカ 門別では差のある敗戦が続いたが、最後の2戦は牝馬限定戦で善戦し、佐賀での初戦で初勝利。しかし続く前走が大敗では、強調しにくい感がある。

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   レースの狙い
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この顔ぶれなら、転入初戦から3連勝中のスーパージンガの実力が断然。相手は混戦だが、前走ひと息でもスピードがあるオーチンハラショウを筆頭に推す。ローズカラーは逃げ先行タイプが多い点が課題になるが、競らずに行ければ残り目がありそう。モリデンベーは相手強化だが、2走前の好位差しが再現できれば上位争いが考えられる。善戦続くスウォードクイーンが連下の押さえ。


花吹雪賞の出走表はこちら

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