null

第64回ダイオライト記念JpnII（船橋）

3月13日（水）に船橋競馬場で、第64回ダイオライト記念JpnII（4歳以上・2400メートル・20時05分発走予定）が行われます。JRAからはチュウワウィザード、オールブラッシュ、アポロケンタッキー、ミツバが出走。地方他地区勢はカガノカリスマ（笠松）ら3頭が遠征。地元南関東勢はサウンドトゥルー（船橋）ら7頭が迎え撃ちます。14頭の熱き戦いにご期待ください。

*********
過去の傾向
*********
国内のGI/JpnI競走にはない長丁場なので、近走の実績からでは判断しにくい面がある。1600メートルのフェブラリーステークスGIはもちろん、2000メートルのオープン特別やGIIIでも多少の負けは受け入れられ、距離延長で一変できる可能性がある。この距離に対応できるかどうかがカギで、15年から17年にかけてはクリソライトが3連覇を達成。妹弟にマリアライトやリアファルがいるスタミナ豊富な血統で、こうした舞台を得意としていた。近年、地方馬として2度3着以内に好走しているユーロビート（大井）も、長丁場に実績があり、2400メートルの東京記念を制していた。

************
JRA所属馬短評
************
チュウワウィザードは前走東海ステークスGIIでインティの2着。2馬身差の完敗だったが、相手が強すぎただけで評価は下がらない。2走前の名古屋グランプリJpnIIでは、2500メートルに対応してミツバに勝利。その時斤量差は2キロで今回は1キロに縮まったが、まだ互角には十分戦える計算ができる。

オールブラッシュは前走川崎記念JpnIが3着。上位に入線した馬の中では一番前で競馬をし、先にスパート。目標にされる展開ではあったが、最後まで食い下がっている。近2走はいい競馬ができており、JpnI馬らしい走りができている。今回も左回りなのでいいパフォーマンスを期待してもいいだろう。

アポロケンタッキーは前走川崎記念JpnIが4着。3着のオールブラッシュとはコンマ3秒差であり、そこまで大きな差ではない。オールブラッシュと同じくムラがある成績ながら、地方の左回りでは安定している。昨年のダイオライト記念JpnIIではケイティブレイブの2着だった。ただ、今年は昨年よりも手ごわい相手が多い。

ミツバは前走川崎記念JpnIを制し、待望のJpnI初制覇を果たした。最後は3頭の競り合いから真ん中を力強く抜けてきた。これぐらいは走ってもおかしくない力はあり、フロックとは言えない。ただ、コーナーは多いよりも少ない方が良さそうなタイプ。今回大外枠だが、かえって良かったかもしれない。距離は2400メートルでも全く問題はないだろう。

*************
地方所属馬短評
*************
サウンドトゥルー（船橋）は前走金盃を制し、転入後初勝利を飾った。さすがの決め手を見せており、今回の中央馬を相手にしてもヒケは取らない。距離の2400メートルは若干割引かもしれないが、好勝負になるだろう。

*************
予想のポイント
*************
注目はチュウワウィザード。デビュー以来、すべて3着以内に好走している安定感は特筆すべきもの。近2走は後のGI/JpnI馬を相手に好走しており、潜在能力はかなり高い。将来が楽しみな4歳馬で、まだまだ力をつけてほしい馬でもある。GI/JpnI馬のミツバ、オールブラッシュ、アポロケンタッキーも簡単には引き下がれないところ。サウンドトゥルーも侮れず、JpnIIとしてはかなり強力なメンバーが揃った。

ダイオライト記念JpnIIの出走表はこちら

※船橋競馬のダートグレード競走は、市中銀行会員のみ投票できます。

※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。