重賞レース直前情報
■2019年03月17日
第7回土佐春花賞(高知)

3月17日(日)に高知競馬場にて、第7回土佐春花賞(3歳・1300メートル・18時10分発走予定)が行われます。出走11頭のうち高知競馬場でデビューした馬は2頭で、ともに近走成績が良好。そのほかの9頭は移籍組のなかにも最近の成績が良好という馬が複数います。その馬たちとの力量比較が肝要となる一戦。高知3歳三冠へとつながる一戦は、混戦模様とみるべきなのかもしれません。

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    過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。単勝1番人気は最近4年で3着以内。過去5年の3着内馬15頭のうち14頭は、単勝5番人気以内となっている(例外は5年前の3着馬=9番人気)。2走前までに、その年の2月以降のレースで勝利していた馬が1頭だけ連対。ゼッケン6から8番の馬が3着以内に1頭だけ入っているデータもある。また、最近4年は通算9戦以下の馬が1頭だけ連対している。

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    出走馬短評
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プリズムアーク JRAでは3戦ともふたケタ着順を喫したが、高知移籍後は7戦3勝。6着以下に敗れた2回は出遅れが響いたもので、今回もスタートがカギとなる。

ドリームリン 門別では11戦目に初勝利を挙げたが、12戦のうち10戦で5着以内。しかし高知では6戦1勝で差のある敗戦が多数と、重い馬場に苦労している感がある。

プリサイスホウプ 門別では6戦とも善戦止まりで、高知では5戦目に勝利したが、そのほかは差のある敗戦が多数。それでも前崩れの展開になれば、台頭する余地が出てきそうだ。

ナムラボーナス JRA札幌で芝の短距離戦でデビュー勝ちを飾ったが、時計は平凡。その後の3戦、高知移籍後の2戦がすべて大敗という状況では、今回も苦戦必至だろう。

グラシアスゼロ 門別では2戦とも大敗し、高知では8戦2勝でもすべて5着以内に入線。過去の好走は大半が先行したときのもので、今回もスタートを決めたいところだ。

コスモアニモーソ JRA時は芝での2戦が大敗だったが、ダートでは2戦とも善戦し、高知移籍後は2戦とも好走。しかし時計としては劣勢だ。

シェナパドメ 初勝利まで9戦を要したが、そこから5戦連続で連対。馬体重が増えてこない点は気になるが、ここでも先行して押し切りが狙えそうだ。

ヒゲクレイジー 門別の一般戦で勝利を挙げ、浦和で1勝を追加して高知に移籍。しかし高知では金の鞍賞で2着に入ったものの、7戦未勝利といまひとつの成績が続いている。

ナンヨーオボロヅキ JRAでは2戦とも大敗したが、高知移籍後は2戦2勝でともに圧勝。今回は相手強化で展開面も課題となるが、ここでも先手が取れれば粘り込みがありそうだ。

ニッセイオー 門別でのデビュー当初は大敗が続いたが、秋以降は徐々に上昇して一般戦で初勝利。しかし高知では4戦して善戦まででは、ここに入ると厳しい感が否めない。

アルネゴー デビュー3戦目に初勝利を挙げて、ここまで重賞2勝を含む8勝をマーク。前走は古馬C1クラスで4着だったが、同世代が相手なら引き続きチャンスだ。

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   レースの狙い
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アルネゴーは堅実に差を詰める脚が武器で、逃げ先行タイプが多いメンバー構成も有利になりそう。相手筆頭には、先行してしぶといシェナパドメを指名したい。ナンヨーオボロヅキは単騎逃げのかたちが取れれば残り目がありそう。グラシアスゼロは底力に欠けるが流れ込みなら考えられそうだ。コスモアニモーソは時計的に微妙だが、立ち回りひとつで上位まで。プリサイスホウプは前崩れの展開になれば食い込みも。


土佐春花賞3歳3歳の出走表はこちら

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