重賞レース直前情報
■2019年06月30日
第31回栗駒賞(水沢)

6月30日(日)に水沢競馬場にて、第31回栗駒賞(1400メートル・18時10分発走予定)が行われます。3年連続でこのレースを制覇しているラブバレットが出走を予定していますが、今回はJRAからの再転入初戦。それでも実績は断然ですから、注目を集めることでしょう。しかしながら、レース当日は降雨の影響で水分を多く含んだ馬場になりそう。それをプラス材料にできるタイプには、割り増し評価をする必要があるかもしれません。

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    過去の傾向
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過去3年の同レースと、それ以前の岩鷲賞を含めた過去5年分を対象に結果をみていく。1番人気は4年連続で勝利。単勝2から5番人気のうちの2頭が3着以内に入っている。前走2から5着だった馬が1頭だけ連対。連対馬10頭のうち9頭は、前走と2走前がともに1400メートル以下のレースだった。

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    出走馬短評
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セイヴァーベナ 兵庫でJRA認定戦を含むデビュー3連勝を飾るも、それ以降は未勝利。岩手移籍後は差のある敗戦が続く現状では、引き続き苦戦必至だろう。

サインズストーム JRA未勝利から岩手に移ってクラスを上げたが、昨シーズンの当初は善戦止まり。しかし秋以降は好走続きで、現在5連勝と勢いがある。

ラブバレット 昨年12月の兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIでの競走除外後JRAに移ったが、苦戦続きという結果。しかし岩手に戻ってこの相手なら、実力発揮が期待できる。

コウギョウヘイロー 南関東では善戦止まりで、4歳春の水沢で初勝利。その後も好走を続けてA級に上がったが、今回のメンバーに加わると見劣る感が否めない。

ウインプラージュ JRA時は7戦して、芝短距離で2着1回。その後は南関東で大敗が続き、昨夏の岩手移籍後に6連勝したが、秋以降は厳しい戦いが続いている。

ミスティカル JRAのデビュー戦から善戦多数で、地方未勝利交流戦で初勝利。その後は岩手に移って古馬オープンで2勝を挙げるなど、短距離を中心に大崩れが少ない成績を残している。

ダイワリベラル JRAの芝で6勝を挙げ、オープンでも好走したが、昨春以降は大敗続き。大井での3戦も大敗続きで、ダート適性に乏しいのかもしれない。

イーグルカザン このレースでは2年連続4着で、最近の成績も詰めひと息という状況。1400メートルでは9戦して3着1回が最高成績になっている点も気にかかる。

ナムラヒューマン JRAのダート短距離で3勝し、今年2月以降は高知で5戦1勝でも重賞で3着2回。岩手移籍初戦の前走は4着だったが、この条件なら前進が見込めそうだ。

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   レースの狙い
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ラブバレットは再転入初戦で仕上がり面が心配だが、今回の顔ぶれなら力量上位とみるのが妥当。相手筆頭には転入2戦目で距離延長がプラスになるナムラヒューマンを指名する。サインズストームは今回も先手主張が見込めそうで押し切る可能性が十分。善戦タイプのミスティカルにもマークが必要だ。イーグルカザンはこの距離だとひと押しに欠けるが、3連勝式の候補として要警戒。


栗駒賞(M3)オープンの出走表はこちら

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