重賞レース直前情報
■2019年06月16日
第47回高知優駿(高知)

6月16日(日)に高知競馬場にて、黒潮ダービー・第47回高知優駿(3歳・1900メートル・18時10分発走予定)が行われます。賞金額が一気に上がり、地方全国交流という条件に変更されてから3年目となる今年は、佐賀と兵庫から各2頭が参戦。昨年は遠征馬が1着と2着に入っていますから、地元高知所属馬の巻き返しに期待がかかります。週末の雨が馬場状態にどのくらいの影響を及ぼすのか、そこも注目点といえそうです。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気または2番人気のどちらか1頭が連対。4から5番人気が3着以内に1頭だけ入っているのも特徴的だ。前走1着馬が1から2頭連対(3年前を除くと1頭だけ連対)。連対馬はすべて、3走前が3着以内という成績を持っている。連対馬10頭のうち8頭がゼッケン8番以降と、外枠優勢の傾向もある。

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   出走馬短評
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コスモアニモーソ JRA時はダートで2走して3着と4着。高知移籍後は3着内率100%で、重賞でも2回とも2着。脚元に不安はあるが、タイプ的に距離延長は歓迎だろう。

アポロン JRAでは4戦とも大敗したが、高知では移籍初戦から善戦続き。成績的にはいまひとつでも、この距離ならしぶとい脚がいかせそうだ。

オールアウト 佐賀からの遠征馬。飛燕賞で最下位、九州ダービー栄城賞で11着という成績は劣勢で、前走から中7日というローテーションも含めて強調しにくい。

アイオブザタイガー 兵庫からの遠征馬。門別の一般戦で1勝し、金沢で重賞を2勝。兵庫では菊水賞7着、兵庫ダービー8着と重賞では苦戦したが、それ以外では安定している。

リリコ 兵庫からの遠征馬。2歳時に園田プリンセスカップを制し、今年は重賞でも善戦。通算13戦で3着以内が12回という成績だが、詰めひと息という感は否めない。

リワードトリトン JRAで2戦して4着と7着。その後は休養に入り、高知で戦列に戻って2戦とも善戦したが、未勝利の身では苦戦必至といえそうだ。

クーファサンピラー JRAでは4戦とも大敗したが、高知移籍後は3着内率100%。しかし今回は一気の相手強化で、距離には対応できそうでも地力的に微妙かもしれない。

ディアレイカ ディアマルコの半妹という血統だが、ここまで22戦して1300メートルで3勝という成績はいまひとつ。それでも先行策から粘り込む可能性は考えられる。

スーパージンガ 佐賀からの遠征馬。門別では5戦未勝利だったが、佐賀移籍後に素質が開花して9戦8勝、2着1回。今回は輸送競馬となるが、そこさえクリアすれば有力だ。

ナンヨーオボロヅキ JRA未勝利から高知に移り、6戦とも3着以内。タイプ的に中距離が歓迎とはいいにくいが、1800メートルの前走を制したことは強みになる。

そのほか、トーセンチェロキー、ドリームリンが出走する。

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 レースの狙い
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スーパージンガは長距離輸送が課題だが、これまでの成績から地力上位とみてよさそう。リリコはひと押しに欠けるが、差し脚を長く使えるタイプで善戦以上が可能だろう。ナンヨーオボロヅキは展開がカギだが、単騎逃げのかたちが取れそうで残り目に注意。善戦タイプのコスモアニモーソを連下の筆頭で挙げておく。後方から差を詰めてくるアポロンが連下の穴。ディアレイカは力量的に劣勢だが、好位からの流れ込みに警戒しておきたい。


高知優駿(エスポワールシチー賞)[地方交3歳3歳の出走表はこちら

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