重賞レース直前情報
■2019年06月19日
第47回北海優駿(ダービー)(門別)

6月19日(水)に門別競馬場にて、第47回北海優駿(3歳・外回り2000メートル・20時40分発走予定)が行われます。今年は地元所属馬のみの10頭立てで、今季3連勝中のリンゾウチャネルに注目が集まりそう。しかし出走全馬が初めて経験する距離ですから、それを味方にできれば逆転できる可能性が出てくるでしょう。もちろん、二冠馬が誕生する可能性も十分。どういった展開になるのかも含めて、注目したい一戦といえます。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気馬は2勝しているが、2着と3着はゼロ。5番人気以下の馬が1から2頭連対しており、昨年は8→9→7番人気の順で入った。連対馬10頭のうち9頭が通算3勝以下で、例外は一昨年に岩手から参戦して勝利したベンテンコゾウだけ。北斗盃で3から8着だった馬が1頭以上連対(4年前のみ2頭)しているのも特徴的だ。ここまで10から12戦を消化していた馬が3着以内に1から2頭入線(3年前のみ2頭)。ゼッケン1から5番で連対したのは2頭だけと、外枠優勢の傾向もある。

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    出走馬短評
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クールギブス 全体的に善戦傾向がある馬だが、初勝利が3走前という成績は劣勢。北斗盃の結果からも、今回も厳しい戦いになるだろう。

シベリアンプラウド デビューは3歳4月と遅れたが、2連勝で臨んだ北斗盃でも3着と素質を披露。距離延長は微妙かもしれないが、ノーマークにしにくい存在といえる。

スティールティアラ 2歳7月にデビュー戦を制し、フローラルカップとサッポロクラシックカップで2着。北斗盃は最下位に敗れたが、再転入3走目での巻き返しには要警戒だ。

リンノレジェンド 2歳7月にデビュー戦を制し、鎌倉記念5着、北海道2歳優駿JpnIIIでも6着に入線。今年は大井で勝利を挙げ、北海道復帰後も善戦が続いている。

ミスシェーンハイト デビュー2戦目に初勝利を挙げ、昨年の開催最終日にJRA認定戦を勝利。北斗盃は4着だったが、今回も引き続き善戦以上が可能だろう。

ルフィアンキック 2戦目の2歳一般戦で勝利を挙げたが、大敗も多いという成績。前走の北斗盃は9着だったが、無理なく先行できれば、粘り込める余地がある。

ジョウラン 2歳7月にJRAのダート短距離で勝利を挙げ、12月に2勝目をマーク。北海道では2戦とも2着でも先行力を見せており、今回もそのスピードには注目できる。

リンゾウチャネル ここまで10戦して、連対を外したのは5着だった兵庫ジュニアグランプリJpnIIだけ。今年の3連勝はいずれも快勝で、二冠達成の可能性は十分だ。

リコーサラトガ 4戦目の2歳一般戦で初勝利を挙げ、その後は休養をはさんで大井のマイル戦で1勝を追加。しかし北海道復帰初戦の北斗盃が13着では、ここでの一変は見込みにくい。

ダイキンボシ 昨年5月のデビュー戦が唯一の勝利だが、重賞で4着と5着があるなど善戦傾向はありそう。それでも北斗盃の内容からは、距離延長も含めて厳しそうだ。

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   レースの狙い
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リンゾウチャネルは今回の顔ぶれなら力量的に断然で、二冠達成濃厚とみてよさそう。相手は混戦だが、北斗盃5着でもしぶとく差を詰めてきそうなリンノレジェンドを筆頭に取る。シベリアンプラウドも素質上位で前走後の上積みにも期待できそう。ジョウランは展開次第だが、今回も主導権を取っての粘り込みには警戒が必要だ。穴は堅実に差を詰めてきそうなミスシェーンハイト。


北海優駿(ダービー)〔H1〕(イスラボニ3歳オープンの出走表はこちら
 

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